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帰去来 (朝日文庫)

帰去来 (朝日文庫)

帰去来 (朝日文庫)

作家
大沢在昌
出版社
朝日新聞出版
発売日
2022-02-07
ISBN
9784022650054
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帰去来 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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MATHILDA&LEON

違う世界に飛ばされた女刑事が、孤軍奮闘する物語。どこか物哀しさを包む大沢氏の世界観はここでも健在で、読み応えも抜群。

2022/11/19

白いワンコ

ハードボイルドな警察小説を読みたかった。帯書きや裏表紙で、SF要素がふんだん盛り込まれていることも分かっていた。解説によれば、これは「SF的シチュエーションを導入した現代エンターテインメント」なのだという。正直にいえばSF的解釈新宿に惹かれた訳だが、『新宿鮫』シリーズ(一作目だけ読んだ)の大沢先生なのだから、もっと濃厚な描写を期待してもいた。解説に在った『B・D・T』に、もう一度期待しようかな

2022/04/03

秀玉

前半たいくつな部分があり、文庫の厚さを考えると、読み進めるか迷ったが走り読みをしたが、中盤手前からぐっと物語に動きがあり面白くなる。どうなるか不安と焦る気持ちで読み進める。大沢作品は主人公のウイットと美女とのせめぎ合いが良い味をだす作品が多いが、ここにはウイットも女性の美しさを醸し出す演出は無い。あるのは苦しさと駆け引き。だが面白い。二人の由子。徐々にもう一人の由子の苦しみと孤独が分かるにつれ、その辛さが(私)に入り込んでくる。そんな由子の気持ちを知ったもう一人の由子も描かれる。毅然とした由子が良かった。

2024/10/15

chikap610

楽しく読みました❗️ これ、よく夢に見ちゃう展開です。よく描けてますし、納得の展開でした。少し切ないところもよかったです。

2023/02/01

sansuke

警察小説だが,現代日本ではなくある種の異世界転生モノ。二つの世界を股にかけた長編作品だが,意外にスルスル読めてしまう。個人的にはこの世界が辿った歴史を詳しく見てみたい気がするが,本筋とはあまり関係ないので割愛されたと思われる。

2022/11/05

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