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となりの脳世界 (朝日文庫)

となりの脳世界 (朝日文庫)

となりの脳世界 (朝日文庫)

作家
村田沙耶香
出版社
朝日新聞出版
発売日
2021-11-05
ISBN
9784022650184
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となりの脳世界 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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サンタマリア

村田沙耶香さんのエッセイ集。彼女の小説の種みたいなエピソードがあり楽しかった。また、読み進めるにつれ彼女はやばい人なのでは?という疑惑が膨らんでいった笑。僕の脳世界も他の人が見れば似たような感想を持つのかもなぁ。

2021/11/13

ヨーイチ

村田沙耶香のエッセイ集。何故かエッセイを読みたくなった、否この作者の場合必要を感じたと言うべきだろう。あまり数はないみたいで、エッセイの連載を頼まれると言うことは「プロの作家」になった?と言うことでもあろう。コンビニでバイトは続けていたの?とか何歳だろうとか、よく出てくる友達っていつの友達?とかだんだん「紗耶香研究」が進んで行く気がして楽しい。勿論小文にも作品の素が埋め込まれていて納得することも有る。一読してわかったのは、この人の私生活の健全さと言うか、心配りが出来る賢さであろうか。続く

2024/04/24

優希

村田さんの頭の中をのぞいている気分になりました。突飛な世界観を描くのが得意な理由やリアルな日常を描いていて面白かったです。

2024/08/13

タツヤ

普通という感覚が薄い人なのだなと思ったけれど、それでも友人が多いのは、好かれる何があるのだと思う。

2022/11/20

hukkey (ゆっけ)

著者が各紙誌に書いたものを集めて新作も加えたエッセイ集。これまで彼女の作品を読んで「発想が突飛で面白いけど何となくホラーだ」と思っていたが、覗き見ることで改めて感じたのは「整然とした脳内へ招待できる羨ましさ」だった。小心な一面や少数派として息苦しかったり、環境変化に戸惑って呆れられたりすることがあっても、彼女なりの論理で純粋に物事を捉えていて、自身の発想を忠実に扱っている。「わかる!」と共感できることもある。他人の意見や空気に流されていて「散らかって他所様に見せられない脳世界」の人も多いんじゃなかろうか。

2023/02/25

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