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D-妖殺行 新版 (朝日文庫 き 18-3 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 3)

D-妖殺行 新版 (朝日文庫 き 18-3 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 3)

D-妖殺行 新版 (朝日文庫 き 18-3 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 3)

作家
菊地秀行
出版社
朝日新聞出版
発売日
2007-12-01
ISBN
9784022655028
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D-妖殺行 新版 (朝日文庫 き 18-3 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 3) / 感想・レビュー

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おかむー

十数回目の再読でも色褪せないシリーズ屈指の名作。“美しさゆえ”無口にして無敵なDのキャラが確立したのもこのあたり。『たいへんよくできました』。純粋な愛によって逃避行の途につく貴族と少女、追う“D”とハンター“マーカス兄弟”。荒廃した世界に残る貴族の超科学の残滓、超人・魔人たちの絶技、貴族と人間の間に横たわる悲劇、それでいて殺伐とした世界のなかでも芽生える人と貴族を超えた心の交流。追うものと追われるものを描いたロードノベルでありつつも、“D”シリーズの根本的な要素を余すところなく収め破綻していない展開が見事

2015/10/04

カナン

捧げ続けたい愛を教えてくれたのはただの人間の小娘。命懸けの狂おしい恋を教えてくれたのはそれを食い殺すはずの貴族の男。愛して恋して、それでも貴族と人間という種の違いが、想い合う男女をひたすらに無残に引き裂こうとする。貴族と人間、異なる二つの血潮をその身に宿し、娘の奪還を命じられたハンターDと、好いた男と何処までも逃げていたい娘と、愛しい娘のために全てを捨てた貴族と、それらを殺したい者と。「私達の憩いの場所はない。星々の果てに至る長い旅――辛くなったかね?」。「行ってみたい。星々の間へ」。――あなたとならば。

2013/06/05

カナン

再読。やはり初期のDシリーズの中ではこの作品が一番好きかな。圧倒的な視覚的情報の多さにくらくらしつつ読了。初読の時のレヴューが一番纏まっていたのでので、誤字を修正して再アップしておきたい。

2019/01/25

お腹ボン!

前作では異界での戦いで想像力が追いつかなかったけど、今回のお話では多種多様な妖魔で溢れ、今度はどんな技で、反撃はどうすればいいか、すっごい楽しみながら読んだ。毎度の事ながら無敵の”D"だけど、毎回とびっきりの美少女に好かれて毎回もう駄目かなと思える様な弱点があるけど、結局助けて貰ってるような。妖魔も恐れる鬼気を持っていながらそんな相手には結構優しい”D”が素敵過ぎる。今回は人間と吸血鬼の純愛で、「とってもいいことなのに、悪いことになってしまう」ちょっと切ないお話でした。

2015/08/08

Hugo Grove

貴族と人間の恋愛、そして逃避行。二組の敵と対峙しながらその貴族を追うD.敵と味方が入り交じり複雑な戦いが続く。そして悲しい結末。二人の恋が成就してほしかった。

2012/12/22

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