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雨柳堂夢咄 其ノ2 新版 (ソノラマコミック文庫 は 28-2)

雨柳堂夢咄 其ノ2 新版 (ソノラマコミック文庫 は 28-2)

雨柳堂夢咄 其ノ2 新版 (ソノラマコミック文庫 は 28-2)

作家
波津彬子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2007-10-01
ISBN
9784022671318
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雨柳堂夢咄 其ノ2 新版 (ソノラマコミック文庫 は 28-2) / 感想・レビュー

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ゆみきーにゃ

《頂き本》シリーズ二作目。最後の狸の話に感動。篁さんと蓮さんが今後どう関わっていくのか気になる。

2020/03/18

はつばあば

あえてひらがなで「ゆめまぼろし(夢幻)」の世界を堪能するのはいつ以来だろう。学生時代に鏡花の幽元の世界の読みにくさに閉口したが、私よりうんとお若い波津さんの作品では、とても心に響きうっとりとしてしまう。蓮さんが気にかかる。アヤカシではあるまいな

2015/07/27

せ〜ちゃん

★★★★★「昼下がりの訪い / 雛の宵 / 猫王 / 白露の壷 / 京助氏の災難 / 月の花影 / 過去の破片 / 蔵の中の姫君 / 瑠璃の鱗 / おもかげ行灯」

2016/03/05

九月猫

10話収録。「京介氏の災難」、タイトル通りすぎて笑ってしまう。うん、京介さんってこういう人だよね。そして「白露の壺」にて青さんも登場。「瑠璃の鱗」が哀しくも美しい。清姫にも蛇にもなれなかった紫紅も、せめて絵の中だけででもと願ったご主人の想いも、哀しい愛だなぁ。「猫王」はどこかの昔話のよう。猫の王の凛々しさが、最後の和尚さんのお顔で吹き飛ばされる(笑)猫の王もいいけれど、この巻はなんといっても「おもかげ行灯」の子狸!かわいすぎ♪

2014/03/09

neimu

続いて2冊目、やっぱり泣けるなあ。どうしても生きられなかった人生、やり残したことばかり、叶わなかった思い、そういう積もり積もった思いが古びた道具や着物、帯、そこかしこに息づく。邪を祓い、人を労り、切なる願いを受け容れ、良くも悪くも人と物との関係に驚かされ、しみじみと詩、ほっとため息をついて、極上の時間。

2012/06/27

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