雨柳堂夢咄 其ノ3 新版 (ソノラマコミック文庫 は 28-3)
雨柳堂夢咄 其ノ3 新版 (ソノラマコミック文庫 は 28-3) / 感想・レビュー
ゆみきーにゃ
《頂き本》シリーズ三作目。幻想的な世界にウットリ。人を想う気持ちって素敵ですね。
2020/03/18
はつばあば
明治から大正にかけての骨董品屋さんの孫は見えないモノが見える。不思議ちゃんの蓮君。上品な絵と情緒豊かな和のマンガ。どっぽり浸かってしまいました。文庫サイズを買うなんて重ねがさねもったいないことをしたと後悔
2015/07/27
せ〜ちゃん
★★★★★「寒月の笛 / 桜の国にて / 秋草闇 / 菊香の君 / 夢を見る蔵 / 橋姫 / 夏の盃つなぐ手」
2016/03/05
九月猫
8話収録。和楽器と古典芸能好きなので「寒月の笛」でまず引き込まれ、人形浄瑠璃のお人形まで出てくる好物だらけの巻。文楽の人形なのかという疑問はあるけれど。ロマンチックな「秋草闇」。悲恋には違いないのに、二人が幸せそうで余計に切ない。ロマンスといえば「橋姫」も。苑子と葛城を主人公にハーレクイン的なお話が一本書けてしまいそう。そして増える屏風に頭を抱える蓮(笑)「夏の盃」のお酒が飲めぬ~と大泣きする布袋さん(?)も可愛らしい。小野不由美さんの素晴らしすぎる解説まであって本当にお気に入りの巻。
2014/03/10
天の川
再読:情緒たっぷりのせつない話がギュッと詰まっている中で、「夏の盃」の盃が割れてオイオイ泣いている布袋様が可愛い…。強気な橋姫も魅力的だし、文楽人形の話は健気でユニークだし。とにかく骨董に憑いたものが魅力的なのよね~と思っていたら、巻末の小野不由美さんのあとがきにやられました。「強い美意識に対する拘り、その作品を支える美意識は決して支配的ではなく、むしろ消えゆこうとしている。」波津さんの作品の美しさをキチンと説明していただいた気がしました♪
2011/04/10
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