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百鬼夜行抄 3 (朝日コミック文庫)

百鬼夜行抄 3 (朝日コミック文庫)

百鬼夜行抄 3 (朝日コミック文庫)

作家
今市子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2013-10-03
ISBN
9784022690425
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百鬼夜行抄 3 (朝日コミック文庫) / 感想・レビュー

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優希

妖魔絡みの不気味さがあり、読んでいると背中がゾクゾクする場面も。それでもこの不可思議な空気感が好きだなと思わされます。受験生の律が浪人生になったことで現実に引き戻された感じです。

2020/06/16

kagetrasama-aoi(葵・橘)

「百鬼夜行抄」第三巻。「封印の家」「夏の手鏡」「反魂術の代償」「凍える影が夢見るもの」「夏の風」「青い鱗」の六編。ひたすら怖い話もあり、最後にちょっとホッとする話もあり。一番好みは「凍える~」です、救いがある話です!伶(律の祖父)の友人(?)の妖怪が正体不明でもやもやします。色々と事件起こしてくれてます( ; ゜Д゜)。律が高校生から浪人生になる件はかなり可哀相だなぁ…と。受験勉強に集中させてあげて!登場人物がきちんと歳を経るので、先がますます楽しみです。

2021/04/29

眠る山猫屋

鳥居(仮名)という脅威。妖怪は、人間の生命に面白半分で干渉してくる。かまってほしい、遊んで欲しい。それは好意の裏返しなのかもしれない。ルールは理不尽で冷徹、けれど真剣に遊ぶ鳥居だから、ルールは守られたのかな。また帰ってきて欲しい気もする。律には少々キツいだろうが・・・。

2017/09/22

糸車

「凍える影が夢見るもの」が特に印象に残った。父親が起こした事故の償いで働きづめの息子が不憫で仕方がない。とても誠実で我慢強い母親に似たのね。ふたりで身を寄せるように暮らしてきたのにおかあさん若死にしちゃうし。彼がささやかながら温かい家庭を持てそうですごく安心した。善人が苦労の末報われるお話は大好物です。事故で人生を狂わされた女性が自分の苦しさだけじゃなく加害者の家族の人生を思いやる瞬間にじんわり涙。

2016/01/10

いおむ

再読!嫁棚本です。律は年上美人な従姉弟が2人もいて羨ましい。特に司ちゃんはリアルなくらいヒロインにしては残念美人さん何だけど、その普通さが良い。今回方向オンチということも判明したし。そんな司ちゃんもトラブルメーカーではなく、最強やっかい妖魔に対してはジョーカーになるようで面白い。自覚はまったく無いようですが^^;

2024/01/27

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