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百鬼夜行抄 4 (朝日コミック文庫)

百鬼夜行抄 4 (朝日コミック文庫)

百鬼夜行抄 4 (朝日コミック文庫)

作家
今市子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2013-10-03
ISBN
9784022690432
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百鬼夜行抄 4 (朝日コミック文庫) / 感想・レビュー

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kagetrasama-aoi(葵・橘)

「百鬼夜行抄」第四巻。「行李の中」「人形供養」「鬼の居処」「神の通る道」「待つ人々」「雨がまた呼ぶ」「闇夜行路」「不老の壷」の八編。飯嶋伶の若かりし頃を描いた「鬼の居処」が何とも切なく、青嵐との出会いも興味深く読みました。律は漸く大学生に。従姉の一人の晶の後輩となり、連れていかれる研究室がレトロな感じ(大学時代を思い出します)で凄く魅力的。やっぱり民俗学かなぁ…。「不老の壷」が一番怖かったです。そして伶の遊び友達の妖怪の名前が漸く判明、赤い髪がポイントでした。まだまだ絡みそうですね。

2021/04/30

糸車

尾白・尾黒がいう「こうこうせい」→「じゅけんせい」→「ろうにん」→「だいがくせい」へと次々変身する若、律。変幻自在!(笑)才媛氷頭さんが行方不明の婚約者を懸命に探す姿は意外だったし、事件に巻き込んで死なせてしまった同僚の遺族に対する気遣いに人は見かけによらないんだとなんだか嬉しくなった。人の欲とか恨みとかどろどろしたものばかりじゃなく、ちょっとした救いがあるから読み続けることが出来るのだと思う。

2016/01/11

眠る山猫屋

さるぞうさん、見事にハマってます(苦笑)四巻では、とうとう律にまとわり憑いていた悪魔のような妖怪の名前が〝鬼灯〟と判明。人形家族、お祖父ちゃんと青嵐の過去などなど・・・今から読み返すのが楽しみ(笑)。先も読みたいが、じっくり再読もしてみたい、そんな素晴らしい物語群です。鬼灯の残酷さ、身勝手さは、まさに悪魔の所業ですが、尾白や尾黒も最初は平気で人間を殺してましたから・・・。西洋でキリスト教の布教によって、神々や精霊が悪魔に堕とされたのと同じ感じかなぁ。でも鬼灯は孤独を知って、人間に寄り始めたのかなぁ。

2017/09/23

いおむ

再読です!嫁棚本。司ちゃんがどんどんコミカルになって行くのがかわいい。なんにせよ律が無事?大学生になった。合格の仕方がいかにもこの作品らしい(笑)

2024/01/31

十六夜(いざよい)

妖魔と共存する飯嶋家の人々の愉快で、 怖い日々を描いた傑作シリーズの文庫版第4巻。 「行李の中」 「人形供養」 「鬼の居処」 「神の通る道」 「待つ人々」 「雨がまた呼ぶ」「闇夜行路」「不老の壷」 の8編を収録。

2020/02/06

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