百鬼夜行抄 14 (朝日コミック文庫)
百鬼夜行抄 14 (朝日コミック文庫) / 感想・レビュー
糸車
家族の人たちのお話が遅々として進まないのでそろそろ買うのをやめようかと思っていた矢先、この巻でおばあちゃんと蝸牛さんとの婚礼話が!やっぱりおばあちゃんはその方面に全く疎いがゆえに揺らぎない”強い人”だったんだと納得しつつなんだか安堵。きっと波乱に満ちた、でもとても温かな結婚生活だったんだろうな。蝸牛さんを幸せにしてくれてありがとう。いとこだからと心に蓋をしていた司ちゃんもどうやら自分の気持ちに向き合いだしたらしいし・・・。行方不明の開さんも帰ってきそう?うう困った、結局次の巻を待つ日々になってしまったわ。
2014/09/05
まりもん
開さんが行方不明のため八重子おばあちゃんが色んな形で振り回されて気の毒。単行本の描きおろし漫画が読めて楽しかった。
2014/01/05
眠る山猫屋
決して妖怪を信じてはいけない、そんな初心に帰る14巻。開さんの失踪の陰に青嵐?赤間くんも退屈しない為に人間を弄ぶだけ。長い付き合いの尾崎母娘だって・・・。律がのんびりした性格でいられるのは、まさに奇跡。それでもお祖母ちゃんと青嵐の掛け合いは面白い。不思議な関係。最後に開さん帰ってきたのかな!
2017/10/14
アイシャ
開さんはまだ見つからない。どこに行ってしまったのか。青嵐がことのほか活躍する。律といとこたちとの絡みは少ない。三郎さんが久し振りに登場。三郎さんが人間だったらいいのに。美しい絵に不思議なお話。読むたびに次元の異なる世界へと運ばれる。難しくて二度読みしたりしてもやっぱりわからなかったり。無駄なコマ割りがないので、注意深く隅々まで描かれてある絵を見たりしているがいつも煙に巻かれる。かなりのページを割いてあとがき漫画が掲載されている。作者の創作の苦しみが良く伝わってくる。本当に大変なお仕事。ありがとうございます
2020/08/21
kagetrasama-aoi(葵・橘)
「百鬼夜行抄」第十四巻。「若水取り」「春の角」「亡者の書」「またいつか必ず」「森の番人」の六編。伶(蝸牛)は心惹かれる人を失う運命、辛いです。八重子さんはそれをはね除ける強運の持ち主、やはり只者じゃありませんでした。八重子さん花嫁衣装着ること出来て良かったです❤️青嵐はやはり異形のもの、心許せませんね。異形と言えば尾形母娘もやっぱり怖かったです。開は伶の残したものにとらわれて、やり過ぎてしまったのかな?帰ってくるよね?水脈さんのこと少し出て来たけど、ちゃんと知りたいです…と、色々と気になる展開です。
2021/05/14
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