天才になりたい (朝日新書 15)
天才になりたい (朝日新書 15) / 感想・レビュー
コウメ
山里亮太の自分史ってところかな?小さい頃に母が薬屋さんのパートで薬剤師さんの悪口をいったことをきっかけに「薬剤師」の夢を持ち、「モテたい」という気持ちがあって芸人になりたいと思っていた山里少年。2つの夢を持ちながら高校生へ、高校生1年生では彼女ができその彼女と文系へあっさりと「薬剤師」の夢を断念。その後彼女は別のサッカー部と付き合う。芸人になることを決めた彼は母親を説得するためにとりあえず大阪=漫才というイメージがあり、有名な大阪の大学に行こうと決意。1年の浪人生活のすえ、関西大学へ、
2019/11/25
Die-Go
図書館本。お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太の芸人として成り上がって行く様を本人の独白によって描く。個人的にすごく面白い人だと思っているが、その面白さの裏には彼なりの苦しみがあったのだなぁと思わされた。ただ、TVで見る面白さを期待すると拍子抜けかも。★★★☆☆
2019/02/01
Natsuko
「天才はあきらめた」は図書館予約して数か月、まだ読めていないが、ふと棚にあったこちらを見つけた。2006年発行。その後さらに売れ、「天才はあきらめた」発行、そして最近TV「しくじり先生」で過去を懺悔、さらには女優との結婚。今を知ってから、14年前の著書を読むというのもなかなか興味深かった。もしかしたら一番面白いタイミングで読めたのではないかとも思う。基本的には内省的、熱心な研究家。よく知られていることだがお笑いにはストイック。ここに芸人として愛される人柄・やさしさが加わりつつある山ちゃん、応援していこう。
2020/02/06
いちこ
山ちゃん!!こんなに努力していたなんて!! 天才ではないかもしれないけど、頭のいいお笑いをするなあ、と思ってました。 よかったねえ、がんばったねえ、、。面白いんだけど泣けた。 あと、山ちゃんの書く文が優しい。山ちゃんのしゃべりが聞こえるみたいだ。 そして、時々出てくる千鳥が、大悟がいいね!千鳥も売れてよかった!
2018/10/06
いっち
お笑いをするため千葉から関西の大学に入学し、二度相方を変えピンになり、M-1で準優勝するも、その先を考えている芸人の自叙伝。「周りからポロッと出た誉め言葉などで小さな自信を張っていってもらったり、些細なことをそこに結びつけたりすることによって、結構立派な張りぼてってつくってくれる」=張りぼての自信。その消費と貯蓄で生きていく。接続詞まで練るほどストイック。M-1決勝で、優勝狙わず、最終的な目標到達のためのネタをしようと考えたのがすごい。優勝より準優勝が売れるのはそれが理由か。最終的な目標とは何だろう。
2017/07/09
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