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人はなぜ裏切るのか ナポレオン帝国の組織心理学 (朝日新書 178)

人はなぜ裏切るのか ナポレオン帝国の組織心理学 (朝日新書 178)

人はなぜ裏切るのか ナポレオン帝国の組織心理学 (朝日新書 178)

作家
藤本ひとみ
出版社
朝日新聞出版
発売日
2009-05-13
ISBN
9784022732781
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人はなぜ裏切るのか ナポレオン帝国の組織心理学 (朝日新書 178) / 感想・レビュー

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白義

ナポレオンを取り巻く七人の「裏切り者」についてさっくり伝記と論評。ナポレオンさえ恐れさせ悪の権化の如くイメージされた警察大臣フーシェに対し、むしろ善人だったと指摘するところが面白い。一方、怪人的な人物としてばかり言われるタレイランは本書でも破壊衝動の化身のように。総じてナポレオン周辺記録という感じで薄味だが読みやすく、ここから発展させた藤本氏の小説を読んでみたい

2013/09/07

Yapuppy

ナポレオンを裏切った7人と、ナポレオンの物語。裏切りといはいうものの全てナポレオン自身が他人の言う事に耳を貸さなかったことに原因があることがわかる。8人とも図太い神経の持ち主であったが、各々は繊細な人物であったと主張し行動原理、心理的側面を女性の視点から描く。フーシェとタレイランに関しては"なるほど"と唸らざるを得なかった。独裁者はいけない。

2012/11/02

kokada_jnet

ナポレオンを裏切った7人の人物を扱っているが。新書のページ数なので、人物描写が薄すぎて物足りない(その中には、フューシェ、タレイランといった超大物まで含まれというるのに・・)。このテーマで書くのなら、選書レベルのページ数はほしかった。

2009/07/18

Go Extreme

百日天下を崩壊させた男―ナポリ国王ミュラ 流刑地セント・ヘレナへの道をつけた男―警察大臣フーシェ 退位に追い込んだ男―元帥マルモン 帝国を瓦解させた男―外務大臣タレイラン 首都パリを明け渡した男―警視総監パスキエ ワーテルローを敗戦に導いた男―元帥ベルティエ 故郷を奪った男―コルシカの英雄パオリ

2021/04/15

Kentaro

ダイジェスト版からの要約 なぜマルモンは、ナポレオンを裏切ったのか。マルモンは自分の真価が認められていないと思ったのが原因ではないだろうか。部下は、上司に評価されたいとの欲求を持つ。正当な評価を受けられないと感じていたマルモンの心の針は、臨時政府が自分を評価してくれ、新しいポストを提供してくれた時、彼らに向かって大きく傾いたのだろう。それに対しパスキエは、自分が毎日作成する日報でナポレオンに市井の声を届け、和平政策の重要性を主張していた。ナポレオンの政策がそれと合致しなくなった時、彼から離れる決意をした。

2018/08/06

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