科学の栞 世界とつながる本棚 (朝日新書)
科学の栞 世界とつながる本棚 (朝日新書) / 感想・レビュー
mitei
理系の本がいっぱい紹介されてて読みたい本もいろいろ見つかってよかった。
2012/08/27
fu
オリンピックが開催されるとスポーツ選手に憧れ、日本人のノーベル賞受賞が発表されると将来の科学者を夢見る。輝く大人たちの姿を見て自分の将来に思いを馳せる年頃の子供たちを対象に科学の面白さを伝える書評集。勿論、理系のみならず文系の大人が読んでも面白い。「優れた科学者は専門分野を深めるより拡張する」とパワーズは語る。人々はそれぞれ自分の視点から世界を見つめ、それぞれの世界観で物語る。しかし世界とはそれらの総体。さまざまな世界観があって、それぞれが分散しつつ互いに共鳴しているのだという瀬名の考えに共感。
2016/10/08
Matoka
「科学書を読み終わった後、世界はもとに戻るのではなく、むしろ変化して見える」良い本に出会う度に、もっと若い頃からたくさんたくさん本を読んでおけば良かった、もっと真剣に勉強をすれば良かった、という後悔に苛まれる。これからはそんな思いをしなくて良いように、思う存分読んで学んで吸収していきたい。
2017/06/12
白義
科学とは、この世界への認識の限界を広げ、いつもと同じ世界を変える探求の営みだ。そんな、科学を通してこの世界という異世界への旅行に誘う名書評集で、率直にその感動を伝えようとする優しげで伸びやかな文章が素晴らしい。まるで優れたSFの短編集を読むように、それぞれの本が目指した世界観が感じ取れる。読みたくさせる文章力、センスオブワンダーを詰め込んだような世界への眼差し、どれをとっても一級品。ただの食べ終えた野菜のタネにだって、世界と繋がるような広がりがある。素晴らしいブックガイドだ
2014/08/23
jima
「ようこそ!科学の世界へ」「心の迷宮」など大きく8項目にわたり、100冊以上の本を紹介。パラパラと流し読み。
2018/04/28
感想・レビューをもっと見る