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若者のホンネ 平成生まれは何を考えているのか (朝日新書)

若者のホンネ 平成生まれは何を考えているのか (朝日新書)

若者のホンネ 平成生まれは何を考えているのか (朝日新書)

作家
香山リカ
出版社
朝日新聞出版
発売日
2012-12-13
ISBN
9784022734785
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若者のホンネ 平成生まれは何を考えているのか (朝日新書) / 感想・レビュー

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やすらぎ

持論…。今、若者は責められている。皆、昔は若者だったことを忘れている。あなたが若いときはどうだったのか、と思う。政治家や評論家の言葉が響いていたのか。今の若者も医療関係者などには感謝しているはず。若者だけが悪者にされ、大人たちは集団で責めるという構図に違和感を感じる。大人は潔白か…。子どもや若者は大人より純粋である。揺れ動く日々の中で、自分らしさを探している。時間と共に、自然と自己の限界を感じ、安定する。固定観念にとらわれず、自分に何ができるのか、強く未来を描けるのも若者なのである。押し付けは反発を生む。

2019/07/31

ぐっち

「ふむ、最近の若者のホンネを知っとくのもよいかのう」と手に取ってみましたが、若者ではない香山さんが若者ではない読者のために、大学で若者と接した所感をつづったコラムを、若者ではない私が読むという・・・当の若者不在な感じがハンパなかったです。的を得てるのかそうでもないのか判断できず・・・。他の方のコメを見ると、当の平成生まれの方が読むとまた違った感じで楽しめそうですね。

2014/09/13

いろは

最近何かと物議を醸し出している香山リカ。私自身が平成生まれなので、読んでみた。『自分独自のこだわりでそれぞれが「マイブランド」を確率するのである。』私の場合、わかりやすいブランドを持っている人を軽蔑するところがある。私自身は自分の価値をブランドに委ねたくないと思っているのだ。それよりかは、趣味に興じて自分の話題性や内面を高め、独自の「マイブランド」を創り出した方がいいと思っている。この作品を書いていて、著者は楽しかったそうだが、私も読んでいて楽しかった。少しぐらい問題行動を起こしても、香山リカは香山リカ。

2018/12/29

阿部義彦

私と同年代の精神科医の『リカちゃん先生』の感じた平成生まれの若者の基本の心得についての著者なりの感想を述べています。自分の趣味や嗜好>仕事 なのが顕著な違いか?何よりも争い事を避けて、優しさごっこを好み、熱く語るのをうっとおしく感じるマイペース型が増えている印象か? 車や旅行などには、余り金をかけず自分の推すものには、とことん蕩尽するオタク気質がやはり染み付いている印象。

2023/01/27

美登利

自分がリカ先生と4歳違い、息子たちが平成生まれなので、両方の立場がよくわかってとても面白い本でした。何冊か読んでいますが、これはすごくわかりやすい文章で頭にすっと入ってきますね。数年前に実際、リカ先生の講演を聞きに言った時、テーマに対してお話をされましたがヒステリックな感じを受けたので、これはどうなんだろう?否定的な意見ばかりかしら、と思って読み始めたのですが、良い意味で裏切られました。親の世代、子供の世代両方に読んでほしいと思います。

2013/03/08

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