国家のエゴ (朝日新書)
国家のエゴ (朝日新書) / 感想・レビュー
KAZOO
佐藤さんの歯に衣を着せない感じの本でどちらかというと放談に近い感じがします。後半はカンサンジュさんとの対談が主になっています。佐藤さんは左からみると保守的な印象で右からみると政権批判があったりでぬえのような感じなのでしょう。私は佐藤さんの在り方としてはご自分の信念に忠実なだけだと思っています。本としては若干物足りない感じです。
2018/03/02
羊山羊
ちょっとした言葉、表現ぶりから現下に蔓延する状況を深く潜行して読みぬく佐藤氏節が存分に発揮される1冊。本著の中では死と戦争、アイデンティティに対する意義が説かれる。遺体の捜索を行うことが、その亡骸を、遺体から永遠に人の心に刻み込まれる「人」として生まれ変わらせる仕事なる。姜尚中氏の著作を通して導かれる指摘が、最近見た映画「KUBO」シンクロして印象的だった。
2020/10/28
ゆうきなかもと
これはお得な本だ。佐藤優の「国家論」以来のファンだが、前半は、佐藤優のこれまでに渡る主張が最も簡易にしてわかりやすくまとめられている。「自分の愛する人、親しい人ーーそれは亡くなった人も含めてーーを起点に、人間関係をつなげ、強固にする」 また、後半は佐藤の考える韓国との距離の取り方が、珍しく書かれている。 活字が大きいのには、びっくりしたが、内容は濃い(゜o゜;
2015/08/27
Happy Like a Honeybee
特定秘密保護法は軍機保護法であり、国防保護法に該当する。宮澤レーン事件の悲劇。ゆうちょ限度額引き上げ、公的年金で株価を引き受けさせる手段。 佐藤優、姜尚中両氏ともマージナルマンであるが故に、惹かれ合うのだろうか?
2015/10/16
スプリント
全体的に分かりやすく説明しようとするあまり回りくどくなってしまった印象です。後半のロングインタビューは読み応えありました。
2015/09/22
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