まねる力 模倣こそが創造である (朝日新書)
まねる力 模倣こそが創造である (朝日新書) / 感想・レビュー
布遊
4ポストイット。*いくつかのまねを組み合わせて自分のスタイルを作るのが、真の芸術家。*いつも上機嫌で伸び伸びしていると思う人の番組を見る(所ジョージ)。*まねることの最終目的は、オリジナルのスタイルを作ること。-段取り力・コメント力・まねる力。この人をまねよ。の章で、幕末の志士をまねるが興味深かった。「西郷どん」を見ているから~仕事をクールにテキパキやりたいなら大久保利通・チャレンジを好むなら坂本龍馬。ちょうど先週の場面が書かれていた。
2018/07/23
茉莉花
仕事でも職場の人のやり方を真似てたりしてます。こういう子になりたいなと思ったらその人の言動を真似たりと意識はしてなかったですがこの本を読んでやっぱり自分は間違ってなかったんだと安心しました。個人的にジェームズ・w・ヤングの「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という言葉には衝撃を受けました。誰しも新しいことをしてるようで実は先人の知恵を借りてアレンジしたに過ぎないってことですね。それならば真似た方が得でしょう!もちろん自分なりのデフォルメを加えて笑 やっぱ偉人の名言は良いですよね
2017/09/30
TomohikoYoshida
教科書も授業もない世界で、どのように学ぶのか?ということについて、著者は真似をすることから学び、自分自身のオリジナルな領域まで追求していくことを説いている。真似るのは単なる形だけでなく、歴史上の偉人、書物の思想、物語などからも真似ていくことができる。第5章 まねる人格系読書術では、著者のお気に入りと思われる本が紹介されているが、残念ながらこの文章では「読みたい」という気持ちにはならなかった。方法を学び、繰り返すことで身についていくということを、改めて認識した。
2021/02/27
まゆまゆ
人のやることをよく見てその本質をつかみ、技を盗んで自分のものにする「まねる力」を身につけよう。あらゆる創造は模倣から始まる。偉人だけでなくスポーツ選手や芸能人だってまねできるところはあるはず。まずは3人をまねてみて、自分の中で混ぜてみる、というのはやってみようかな。
2018/02/06
あいくん
☆☆☆☆模倣こそが創造だと、他人の技を盗んでまねることが達人への道だということをプロ野球選手の例を出して説明しています。例の出し方が上手です。今の時代は理解するということとできるということの間に溝があります。ある物事を実際にできなければわかっているとは言わないというのが孔子の考え方です。言ったことをできるようにするのは難しいことです。斎藤孝さんは暗唱することの重要性を強調します。教養は名文の暗唱力、引用力が基本だということです。物語が自分の中に入っているということは精神のあり方として一生の財産になります。
2019/01/11
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