50歳からの孤独入門 (朝日新書)
50歳からの孤独入門 (朝日新書) / 感想・レビュー
breguet4194q
自分がどのように評価されているか、主観よりも客観が大事になってくる時期と言えます。著者ならではのソフトな文体ですが、書いてある内容は意外に辛辣です。現実を知ると言う意味では大切なことですが、今後の余生の過ごし方、心の持ち方を丁寧に教えてくれます。そうだよなあ、と言う読後感ですね。
2022/11/18
mura_ユル活動
50歳を控え、読んでみたくなる。50歳は会社でも曲がり角。公私ともに孤独になる。そんな自分自身への心の置き方が書かれています。どれに合うかは人それぞれなのでしょう。私はやはり好きなことに没頭していきたいなあ、いつまでも体も動かしたいし、きちんとして偽らずに。孤独には読書も良いと色々な本が出てきます。良寛も出ました。死の恐怖との心の置き方も。まだまだ気持ちは30代(サバ読みすぎ)!もうちょっとしたら必要になるかもね。
2018/11/30
壱萬参仟縁
I図書館より。自分のアイデンティティ(存在証明)に向き合う年齢(35頁)。50歳を過ぎると、アイデンティティを失うことなく、プライドと折り合いをつけて生きることが、何より重要(45頁)。50歳になったら物欲が整理される(118頁)。本はなかなか処分できないな。院生後、自分史を40歳で書いたあたりから、徐々に資料も捨てられるようにはなった。でも、岩波文庫は捨てられないと思う。古典は最後まで残り、死んだら図書館寄付に、遺言か?
2022/01/06
HMax
50にして天命を知る。50歳になったら生物的人気は残っていない。生物としての存在価値があるのか?本川達夫先生、武田邦彦先生も同じようなことを言ってましたが、50歳を超えると動物としては終わりなので、社会貢献に励むということでしょうか。
2019/11/30
おせきはん
人生100年時代の後半をどのように生きるか?個人的に共感することが多く書かれていました。自分自身の経験からも、様々なことと「折り合い」をつけられれば快適に生きていけると思います。実際、若い頃よりも「折り合い」をつけることへの抵抗感が少なくなっているように感じています。
2021/12/28
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