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クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ (ソノラマノベルス)

クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ (ソノラマノベルス)

クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ (ソノラマノベルス)

作家
梶尾真治
佐竹美保
出版社
朝日新聞社
発売日
2008-02-07
ISBN
9784022738257
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クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ (ソノラマノベルス) / 感想・レビュー

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ころりんぱ

クロノスジョウンターに乗った人たちがこんなにたくさんいたなんて、読む側としてとっても嬉しい。過去に飛べるこの機械、実用するにはためらうような制約が見事にお話を面白くしている。それでも愛する人のため、過去を変えるためにクロノスジョウンターに乗りますか??というこの辛さと理不尽さ。登場人物の心情などはコンパクトにわかりやすくしているので、人間のまどろっこしい部分を読みたい人には不向きかもしれないけど、ピュアな気持ちを全面に押し出しているシンプルで熱い文章も、あっちもこっちも繋がっている造りも大好きです。

2015/03/25

バトルランナ-

今日の昼に親父が亡くなりました。家で亡くなると警察が来るんですね。死因を調べに。亡くなった時は誰も近くにいませんでしたが、このクロノスジョウンターがあったとしても使わないでしょう。まあ、シチュエーションにもよると思いますが。死因は脳梗塞か心不全か分かりませんが。妹も僕もどうでもいいです。80歳だし。葬儀しっかりやんなきゃ!さて、この作家着想は桁外れてるのに、人物とか恋愛が薄っぺらいんですよねえ~。何でなんだろう。椿時跳びの時も同様な感想を持った気がします。悪人が登場しないだけの理由じゃあないな!5点満点で

2014/11/09

昼夜

命も思い出も時間の制約があるからこそ輝くと思う。タイムパラドックスをこの本でやっと理解した。恋愛小説だからハッピーエンドにするため、ご都合主義な展開かもしれないけれど、ナレーションはそっけないが心理描写が巧みで物語に引き込まれて自然とこれは幸せになってほしいと思ってしまった。

2011/05/07

昼夜

2回目。以前読んだときは乗ってみたいとは思わなかった。でも、今回はクロノス・ジョウンターよりクロノス・スパイラルなら今を変えられそうだなとか考えたりして前より彼らの運命を変えたい、愛する人を助けたいって気持ちに共感している反面、彼らはその信念が報われていいなと切なかったです。

2013/01/23

ヒロ@いつも心に太陽を!

舞台『きみがいた時間〜』が良かったので読んでみた。過去に飛ぶことが出来る装置、クロノス・ジョウンター。だけど過去での滞在時間は限られており、その後は反動ではるか未来に飛ばされてしまうというリスク付。けれど人々は愛する人を救うために過去へ飛ぶことを決意する。正直にいえば文章が少し素っ気ないとこがあったり突っ込みをいれたい箇所もあったけど、そんなのどうでもよくなるくらい話が面白すぎた。ほぼ全員ハッピーエンドだと思うが、吹原さんも花屋の彼女を救えたはずだと心から願うばかり。

2011/02/16

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