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キマイラ 3 菩薩変・如来変 (ソノラマノベルス)

キマイラ 3 菩薩変・如来変 (ソノラマノベルス)

キマイラ 3 菩薩変・如来変 (ソノラマノベルス)

作家
夢枕獏
寺田克也
出版社
朝日新聞出版
発売日
2008-07-18
ISBN
9784022738332
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キマイラ 3 菩薩変・如来変 (ソノラマノベルス) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

『キマイラ』は、青春小説でもあるが、純文学の持つ蒼さも漂わせている。それは夢枕獏が、かなり意図して導入している。例えば、路上生活者で詩人の岩さんを登場させていることでも、あきらかだ。作中で夢枕は、岩さんの作る詩をしっかりと披露してみせる。それだけに収まらず、岩村賢治名義で実際に詩集を刊行させてしまうのだ。岩村賢治の名の由来は、むろん宮沢賢治から来ているのだろう。エンタメと純文学の融合という試みはのちに、宮沢賢治が主要人物として登場する傑作SF小説『上弦の月を喰べる獅子』において、結実する。

2014/12/03

もぐ

図書館本。勿体無いが一気読み。菊地が最もヤバい男の弟子になった、、、怖すぎる。登場人物がどんどん増えて、ますます混沌としてきた。もちろん、当初からの謎は殆ど明かされず、物語の裾野はどんどん広がっている。これ、、いつか、、畳まれていく時期が来るのかな、、、。楽しみ。

2023/01/09

ほしけも

菊池と宇奈月典善の師弟関係が始まりました。どちらかがどちらかを殺すことになるだろうという雰囲気がバリバリ伝わりますね。この作品には師弟が多いですな。

2014/10/15

シナモン

ますます凶暴になる菊池。復活の兆しをみせる龍王院。キマイラ化の進む大鳳。そして、雲斎は鬼骨を見た。人の中に眠るキマイラ化の謎に触れはじめて、ますます物語は面白くなってきた。ラストシーンもカッコいい。もうそろそろ主人公なんだし、大鳳には活躍して欲しいところです。

2012/05/19

酔宵(なんかテンポがイマイチ。それと、読みたい展開と実際の展開がかけ離れてきてしまったかなあと。続きはもういいかなって)

2022/10/13

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