キマイラ 8 群狼変・昇月変 (ソノラマノベルス)
キマイラ 8 群狼変・昇月変 (ソノラマノベルス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
『群狼変』と『昇月変』を収録したソノラマノベルズ版『キマイラ』8巻。前巻から引き続き、過去の物語が続く。橘瑞超の『辺境覚書』が終わったと思いきや、息を吐く間もなく、能海寛の『西域日記』が始まる。長い長い過去の物語は、未だ大陸に留まったままだ。しかも、まだ終わりが見えない。枚数と時間をたっぷりと掛け、主人公達を放置しても夢枕獏が描こうとしているのは、キマイラの謎である。キマイラとはなんなのかをきちんと描かなければ、先に進めないとする、夢枕獏の小説家としての覚悟がここからは伝わってくる。
2018/04/23
hana
話があちらこちらに飛んでて、一気に読まないと一切を忘れてしまいそう。でも続けて読むのには、ちょっと体力のいる物語なのよね。
2017/10/16
pochi_kuma
朝日ソノラマ文庫でどこまで読んでいたのか、時間が経ちすぎてよくわからなくなっていた。おそらくこの辺だろうとあたりをつけて読み始めました。かつて読んでいたようですが細部を忘れているので問題無し。このままラストまでお願いします。2015-60.
2015/12/22
S.F.River
高校のころ夢中で読んだ。5.0
Ranko Taguchi
98
2008/10/16
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