読み解き古事記 神話篇 (朝日新書)
読み解き古事記 神話篇 (朝日新書) / 感想・レビュー
入江
大学の人気講義を聞いているような感じ。前のめりになるほどの面白さ。古事記ほどになると、もう別の価値観があるんですね。
2022/12/31
のざきち
古事記の上巻について、口語文を交えながら神話が伝える真の意味を解説した本書。とてもコンパクトにまとまっていて読みやすかったです。
2022/02/18
yuki
古事記に登場する出来事や人物(神様)の関係が分かりやすく書かれており非常に面白かった。中巻・下巻も是非読みたいし、多くの人に読んでもらいたい。
2022/01/14
高高一
古事記、神代の時代の名前、現代人には大変読み難い名前、神としての出身、性格を説明しているらしい。神々個々の説明、関係を分かりやすく解説されていますが、一体誰の為に書かれたのかの説明が無かったのは残念でした。この一冊では古事記の上のみで、続刊が楽しみであり待たれます。
2021/02/15
もくもく
だいぶ時間が掛って読了、建国記念日に合せて感想UPです。「古事記を読み解く」という体で、神話の背後にある事情を考察するというのは面白いです。古来の我が国では、聖なる数は「2」であり、男と女(イザナキ・イザナミ)、日と月(アマテラス・ツクヨミ)、あるいは「天つ神と国つ神の対立構造」などで伝えられていた神話が、古事記が編纂される際に、「3」を聖なる数とするように人為的に改変され、原初の神(別天津神)が三柱となり、アマテラス・ツクヨミにスサノオが加えられ(三貴子)となったとの考察等々、なかなか興味深いのです。
2021/02/11
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