60歳からの教科書 お金・家族・死のルール (朝日新書)
60歳からの教科書 お金・家族・死のルール (朝日新書) / 感想・レビュー
杜のカラス
私自身の年齢より10歳若い人のための本である。基本的には、趣旨は同じ。老年に達してから、どう生きるか、著者は、東大を出ながら、大きな会社には入らず、リクルート、まだ新しい分野の企業に入り、それなりに納得して活躍した。その事績が、今日の文筆家としての成功があり、40代後半においての中学校校長、それも政治家、橋下徹市長の要請によるもので、前向きな社会人経験者による学校運営、それもいいだろう。型破り、新しい方向性、改革改善の実行である。様々な経験や考え方が示されいる。参考になる。読む方もただ読むだけじゃいけない
2024/01/26
コニコ@共楽
書評を読んで、手に取ってみました。どちらかというと、会社勤めの男性向きかもしれません。私にはあまりぐっとくるところがありませんでしたが、歳を重ねて磨いていくのは「情報編集力」だというのが、参考になります。ヤング氏の名著『アイデアのつくり方』でも”既にあるものの組み合わせ”がアイデアの源ということを言っていたのを思い出します。どれとどれを組み合わせるか、柔軟な発想を保ち続けることが大事だと感じました。
2022/08/14
Tenouji
この本には、リュック・ベッソン監督の映画『サブウェイ 』冒頭の次の言葉を贈ります。To be is to do ソクラテス To do is to be サルトル Do be do be do シナトラw。
2021/11/22
mazda
著者の藤原さんは、リクルートで働いた後、杉並区立和田中学校の校長を務めた方です。時給の違いは希少性の違い、という話から始まり、希少性を上げるために必要な三角魔法陣の作り方について説明しています。文字通り、自分の立ち位置を三角形に見立て、その面積を可能な限り広げるための自己研鑽を続けていくことの重要性が書かれています。自分を安売りしてでも経験を積むことが大切で、それが後々魔法陣の角を担ってくれるという話です。接待、査定、会議のSSKが会社内での時間を奪っているので、これらの比率を下げるこも重要とのことです。
2023/07/12
roatsu
まだ20年弱あるけれど、60歳という節目までに早くから読もうと手に取った一冊。とてもいい本だった。情報編集力が重要となること、三点魔法陣を広げること、正しいお金の使い方で「コミュニティを買う」など実にそうか、と思うことしきり。DA・DA・DAのリズムは自分も同様の考え方を仕事の中で実践しているけれど、本当にその通りだと感じている。年々閉塞感が覆い、人々から活気が失われるように見える我が国の社会で藤原さんを始めパワフルに元気よく人生に取り組んでいる人がいると知ることは大いに元気をもらえる。本書で説かれること
2022/06/12
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