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学校がウソくさい――新時代の教育改造ルール (朝日新書)

学校がウソくさい――新時代の教育改造ルール (朝日新書)

学校がウソくさい――新時代の教育改造ルール (朝日新書)

作家
藤原和博
出版社
朝日新聞出版
発売日
2023-06-13
ISBN
9784022952196
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学校がウソくさい――新時代の教育改造ルール (朝日新書) / 感想・レビュー

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あすなろ

なかなか興味深い示唆に富んだ一冊だった。藤原氏はご存知、リクルート社から学校の校長へ転身し、その後様々な形で学校教育に携われている方である。題名にあるウソくさい、は些か飛躍的表語と感ずるが、明治政府が設けた公教育から戦後50年経過した学校教育と現代・近未来社会とのミスマッチを上手く書かれていると思う。また、教育界に実際に入られたいたからこそ読み応えがある。教育関係者や子供がいる方以外にも現実的な提案として一読する価値はあるのではなかろうか。実現には難しい面あるのだろうが。

2023/07/30

tamami

デジタル社会の到来を迎えて、急激に様変わりする学校現場に対して、著者が以前から主張しているような学校と地域との連携と共に、スマホの活用、オンライン授業を積極的に取り入れた授業など、今日ならではの様々な提言が盛り込まれている。また、「学校」を変えよう、と題し「学校と先生の役割を限定しよう」「書類ゼロ」から始める改革実現など、形から入る支援策を記す。現場の先生方ばかりでなく、教育委員会の皆さんにもお勧め。一点、本書の始めの方に「小数」の話が出てくるが、本文中では「少数」となってる。校正係さん、しっかりしてよ!

2023/07/09

きみたけ

なかなか面白い内容でした。著者は都内で義務教育初の民間校長経験した「教育改革実践家」の藤原和博先生。なぜ学校教育がウソくさくなったかを明らかにし、最新の情報と事例に基づく実現可能な未来の処方箋を提示した一冊。校則のウソ、校長のウソ、一斉授業のウソ、教育現場の理不尽を徹底的に問います。以下興味深い記述を3つ。①「まともな学校」の見分けポイント、玄関が整然と揃っているか、トイレを大事に使っているか、廊下の掲示物。②授業一コマの値段は1000円の計算、生徒から1000円をもらえる授業だったか反省する。

2024/04/16

Nat

職場の友人が面白いよと言って貸してくれました。情報処理能力から編集処理能力側の授業を増やしていくように、学校が変わっていくと良いなと思います。少子化が止まらない日本、とても心配です。公教育はもちろんだけど、子どもを育てる環境を改善しないともう日本の未来はないなと思う今日この頃。

2023/09/03

なかしー

自称?やっている人がこの方しかいないような特殊なジョブ教育改革実践家。 自身が関わってきた様々な取組から教育機関であってもここまで出来るんだよっていう成功事例や新しい構想など満載。 これをただの自慢話と見るか?たまたまその学校では上手くいっただけでしょ?絵に描いた餅では?と総ツッコミ入れたくなる方も多そう・・・逆に、日本国内でもここまで出来るんだと考える人とで評価が変わりそう。 業界違いだけど、こういった固定観念や先入観がないか自身を振り返るきっかけとなった。

2024/10/25

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