創価学会の実力
創価学会の実力 / 感想・レビュー
キク
島田がオウムとの関わりでバッシングされた後に書かれてるので、創価学会を距離を保って第三者的に記述してはいる。創価学会のカリスマの「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆のなかに死んでいく」という言葉は、共産党の党是だとしてもおかしくはないと思う。でも、創価学会と共産党は壮絶な争いを繰り広げてきた。「戦う」ということの未来を信じた組織同士だから。極真空手大山倍達の「俺が死んだら極真は割れるよ」という言葉をなぜか思い出した。「人を救う」ということと「個人のカリスマ」「組織の巨大さ」はどう結びつくんだろう。
2023/12/05
toshiyuki83
創価学会の本当のところの実力、規模というものがわかる良い本だった
2016/06/20
ミスタ!
正直あまり面白い本ではないが、創価学会の現状について冷静に分析しているところは評価できる。創価学会に関しては、ほめる過ぎるか、けなしすぎるかのどちらかの立場を選択することが読書に受けるための要素でありそうな気がするが、そこは避けているところがいい。ただし、資料などを見ていると、まったく取材なしに行われているためもっと、学者ならフィールドワークしてもいいんじゃないかと思う。さらに、宗教学者としての見解があまりに少なすぎると思う。こなれたジャーナリストならおんなじようなことが、半分のページ数でまとめられる。
2011/01/29
kwy8791
新宗教にたいする第三者からの著作はあまりでないので貴重。「?」と思う部分もいくつかあるが、著者の他作と併せて読むと膝を打つ箇所の多い一冊。別段オススメはしませんが、私は興味深く読みました
2010/12/05
伊達酔狂
☆☆☆☆
2006/12/11
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