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勝間さん、努力で幸せになれますか

勝間さん、努力で幸せになれますか

勝間さん、努力で幸せになれますか

作家
勝間和代
香山リカ
出版社
朝日新聞出版
発売日
2010-01-08
ISBN
9784023304826
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勝間さん、努力で幸せになれますか / 感想・レビュー

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みゃーこ

どっちも極論。香山リカの屁理屈、勝間の理論は途中破綻。痛々しい議論。「利他行にもインセンティブを導入して公平にする」「子供は産んだ方が朝の時間のリズムができるから」と言う訳のわからない勝間的発想で最終的に弱者への痛みを理解してます感が破綻。ついつい合理・効率主義的シンキング露出。議論の余地はない二人の会話だった。香山の弱者目線も、無理がある。彼女はそんなに弱者でもないと思うのだが。香山のあとがきが卑屈で笑った。なかなか当事者じたいがお互いの女としての生き方の違いを認め合うのは難しかったように思う。

2013/09/17

浅葱@

勝間和代さん&香山リカさん。お二方のすごいところは、どこまで行っても自分の主張を出せること。話をまとめようとか、部分的にそこは理解出来る、なーんて言わない。社会と絡めながらも、あくまでも相手に突っ込んでいく。すごい精神力。で、私は思ってしまう。勝間さん、努力だけで幸せになれますか。人と上手くやれなかったり空白の気持ちを抱え、縦に伸びる努力からゆるい方へきた自分で良かった。読んだ人の数だけ印象が残る気がする。

2015/08/31

パフちゃん@かのん変更

IFNの副作用によるうつ病で仕事を早期退職した私は間違いなく「香山派」なんだけど、この本を読む限り勝間さんがまっすぐ素直に話していて香山さんがイチャモンをつけているように感じる。とかなんとか言っても実際有名な精神科医で著作も多い香山氏は十分勝ち組なんですけどね。

2013/01/31

いろは

キャリアウーマンと精神科医による、対談式の幸福論。私が今現在において休職中だからだろうか。まるで自分のことを言われてるみたいで、お薬のようにわりと身に沁みたり、所々に頷けるところが多かった。弱者救済とまではいかないけども、生きるのがしんどい人とか、日々にちょっと疲れている人にオススメ。もちろん、精神科医が出てくると言っても心理学の本ではないけれど、大きく言うと、資本主義社会に生きることにおいての厳しさとかがテーマになっていて、本当に現代社会の幸福論だった。結局は、幸せって人の感受性次第なのだろうと思った。

2018/07/07

kochanosuke

年末年始の読書三昧に備える図書館借り出し本から。いちばん「すぐ読みたい・今読みたい感」を刺激されたのがこれで、即日いっきに読了。元からの「対談本」好きではあるけれど、AERAが企画した勝間さんと香山さんという顔合わせは堪りません。「とことん噛み合わないなぁ、この二人~」と思いながら平行線をたどって行くと、やっと!終盤103ページ目で一致点を見たか!と思ったらそうでもなかったり。「努力」と「幸せ」をめぐり折り合わない二人の意見交換をハラハラドキドキ追いました。

2012/12/27

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