朝日おとなの学びなおし! 数学 感動する! 微分・積分
朝日おとなの学びなおし! 数学 感動する! 微分・積分 / 感想・レビュー
ひろき@巨人の肩
微分は「Differential」、積分は「Integration」、でも微分積分法は「calculus」。この本は正に計算技法としての微分積分の凄さを紹介してくれる入門書。学生時代に挫折した級数展開の意義がざっくり掴めたのが収穫だった。微分は未来予測の近似であり、その近似を重ねることで関数を加減乗除に展開できる。この級数展開により三角関数、対数、指数が容易に計算できる。このような手法で実際に計算機が計算しているとは。本格的に勉強したくなった。
2015/12/12
チェ・ブンブン
筆者のテンションがやたらと高いから、0から学び直すにはキツイ本だが、高校の時から疑問だった「どんな数もルートをしまくると電卓上でいずれ1に辿り着く」「計算機でsinx°のxにどんな数を入れても解がもとまる理由」を答えてくれて目にウロコだった。しかし、物理はやはり今回も克服し難かった...
2014/02/16
Ken Terada
高校では計算方法しか学ばなかった微分・積分の公式が命を持った.三角関数・指数関数・対数関数が登場した経緯も書いている.こういった数学の歴史を,なんとか数学の教科指導に盛り込めないものだろうか. こうするとうまくいくよ,というマニュアルだけを渡されてもそのマニュアルの価値はわからない.最近の若者はマニュアル人間だと言われがちだが,そもそもそういう教育をしているのだなとつくづく思った.
2014/07/23
Ken Sugawara
高校数学で学ぶ最高峰の理論、微分・積分。再び学んでみようと手に取ってみた本書。もう一度、学びたい人にはより易しく解説しているが、数式も所々登場するので、読むときはやや覚悟が必要。ただ、数式の完全に理解しようとせず読み進めるのがよいでしょう。それにしても、高2のとき、三角関数のマクローリン展開の解説を見て驚愕できる著者のエピソードには、読んでいるこちらが驚きと感心。
2013/05/18
凸凹
本書は、活字7割、数式3割といった感じで構成されており、数式を活字によって説明しているため、スラスラと読むことができた。 ただ、第4章は、登場する数式に対して解説の割合が少なく、読んでいて難しく感じた。
2012/11/04
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