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いちのすけのまくら

いちのすけのまくら

いちのすけのまくら

作家
春風亭一之輔
出版社
朝日新聞出版
発売日
2018-01-19
ISBN
9784023316539
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いちのすけのまくら / 感想・レビュー

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りんご

「ノーベル賞」のタイトルで「ノーベル賞の知識はほぼゼロな私が、ノーベル賞について語りたい。やってやれないことはない」と言いながら、内容がとんでもないグダグダだ。やってやれないことはないが、やったのか、これで。はあ面白かったね。今日も誰かの落語を聞きながら寝ます。

2023/03/07

姉勤

落語家のエッセイをマクラ(落語本編に入る前のフリートークを指す符牒で本編に絡む話か、ただの愚痴)と題するのは、やはり小三治、談志からだろうか。そもそもマクラをまとまって話せるのは、何度もトリを取れる売れっ子落語家となった証とも言える。寄席では二つ目からすでに売れっ子だった一之輔師の人当たり良さそうな容姿、面相と現代的芸の良さに騙されるかも。辛辣で、毒が混じるのは、学生時代の摂取した情報の栄養と思える、自分と共通している面が多いから愉しくなる。そこはストレートだけでなくフェイントや間を外す面白さも含まれる。

2024/09/01

りつこ

高座だと余裕釈釈でふてぶてしいくらいだけど、こうして文章を読むと、実は繊細で気の弱いところもあるのだなと驚く。両方のバランスがいいからあの面白さをずっと維持できているのかもしれない。噺家はもめ事を嫌うとか空気を読みすぎるきらいがあるとかギャラの交渉が苦手とか、一之輔師匠でもそうなんだ?!という驚き。それでも言いにくいことを冗談めかしてトントーンと言えてしまうところが強みなのかな。芯が明るいからカラっとしてて嫌味がない。「同じ噺ばかり」と文句を言う客は前列に座ってメモとってる客の言葉に苦笑い。すびばせん…。

2018/10/22

Yuuki.

1本1本が短いし笑えるので、忙しい時の合間の気晴らしにピッタリ。ただ、時々うっかり吹き出してしまうから、公共の場所では読めない(笑)まくらで聞いたことのある話もあったのに、もう一回まんまと笑ってしまった。

2018/08/12

紗世

雑誌連載していたコラムをまとめた本。1話1話短いので時間ある時に少しずつ読めました。テーマに沿って話を簡潔にまとめるって日常生活でも必要かもと気付きになりました。まくらとは言わないでも、自分も雑談のネタ探ししておこう~

2023/03/20

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