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小さなかがやき

小さなかがやき

小さなかがやき

作家
長倉洋海
谷川俊太郎
出版社
偕成社
発売日
2013-12-04
ISBN
9784030166400
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小さなかがやき / 感想・レビュー

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やすらぎ

みんな最初は小さかったんだ。少しずつ大きくなって、大切な思いを受け取って今があるんだ。大人になったら何になりたいの。これからは楽しいことも辛いことも、寂しくてひとりの夜が怖いときも来るし、友と愉快な夢を見ることだってある。だから今は好きなようにしていてね。この星はね、みんなの瞳のように丸いんだ。どこまでも眩しいんだ。大きな魚も小さな鳥も、まん丸の瞳が輝いているだろう。この空や海がいつまでも青く澄んでいてほしい。涙のきらめきはひと粒だけでいい。そんなに沢山あったら切なくなるだろう。みんなの笑顔にありがとう。

2023/07/16

たまきら

読み友さんから。素晴らしく可愛い表紙に惹かれて。谷川さんのことばはもう詩というよりはおじちゃんまんま。彼自身。それがすごくこどもたち自身とぴったり合っててほっこり。子供はいろんな色に染まる。だからこそ、彼らが眩しい。みんなに幸せになって欲しい。おばちゃん、みんなを愛したい。

2017/09/04

けんとまん1007

小さいかもしれないが、とてつもなく大きな可能性を秘めたかがやきだと思う。長倉さんの写真と谷川さんの詩があいまって、何倍にもなって伝わってくる。このかがやきを、無くしてはいけないのが、大人の役目のはずなのに、現実の世界はそうなっていない部分も多い。でも、こどもたちのこの眼差しは、明日への希望そのものだ。一人でも、多くの人に読んでほしい。

2014/04/23

りえこ

写真と詩、それぞれ印象的。

2016/09/10

シュシュ

長倉洋海さんの写真と谷川俊太郎さんの詩。写真は、アフガニスタン、エルサルバドル、コソボ、中国のウイグル自治区、レバノン、南アフリカなどの子どもたち。戦争避難民の子もいる。詩も写真もとてもよかった。谷川俊太郎さんの詩は、過去に発表したものに書き下ろしが加わっている。知っている詩もあったけれど、この本で読むと、とてもよかった。書き下ろしの一部「どんなおとなになってもいいけれど 子どもを殺すおとなにだけは ぜったいになるな おとなは敵と味方を分けたがる でも子どもはけんかをしても 友だちは友だち」にぐっときた。

2015/05/10

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