なぜ戦争はよくないか
なぜ戦争はよくないか / 感想・レビュー
新地学@児童書病発動中
戦争についての長い小説を読むよりも、この絵本を読んだ戦争の悲惨さがよく分かる。戦争を人にたとえているところが効果的で、人間の残酷さを遠回しに批判してるのかもしれない。美しい熱帯雨林の光景が戦争によって一瞬して変化してしまう場面などは、強烈な印象を残す。救いが示されないままこの絵本は終わりを迎える。作者はどうしたら戦争をやめられるか読者に問いかけているのだろう。
2016/04/19
ゆみきーにゃ
《図書館》娘が理解出来るようになったら読み聞かせてあげたい。戦争が起きると人間が自然がどうなってしまうのか、一緒に考えていきながら読んであげたいな。
2019/07/09
ままこ
のどかな日常、その後起きる悲劇を絵と文から想像させられ、問いかけられる。擬人法で子供にもわかりやすい。〈戦争は、戦争の目でものを見るのよ〉長田弘さんの訳もストレートに胸に届く。戦争のしみこんだ水は決して飲みたくない。終戦記念日、平和を祈る。子供はもちろん大人にも読んで欲しい。
2020/08/15
nanasi
読了。子供には刺激の強い絵だと思いました。
2014/09/03
Aya Murakami
図書館本。たしかyoutubeで紹介されていて手に取った本。 911の後のイラク戦争に関して執筆されたそうですが、絵柄からなんとなくベトナム戦争を連想。 戦争のしみこんだ水…飲みたくないなぁ。枯葉剤とか放射能とかいっぱい入っているのだろうなぁ。イラク戦争では劣化ウラン弾が大量につかわれたとか聞いた。
2023/02/10
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