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バスにのって

バスにのって

バスにのって

作家
荒井良二
出版社
偕成社
発売日
1992-05-01
ISBN
9784032044904
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バスにのって / 感想・レビュー

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masa@レビューお休み中

シュールだ。物語もシュールなのだが、この『バスにのって』というタイトルがシュールなのだ。きっと、敢えてこのタイトルにしたんだろうな。物語は、バスにのって遠くに行こうとする旅人の姿を追っています。広い砂漠の真ん中にあるバス停で、今か今かとバスが来るのを待っています。ときどき、トントンパットン トンパットンという音が聞こえるので、バスが来たかと思うのですが、それはバス以外の乗り物だったりします。旅人である男は、バスが来なくても気長に待ちます。絵本を閉じた後、悔しいような悲しい気持ちになるのは、なぜだろうか…。

2014/03/23

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

トントンパットン トンパットン トントンパットン トンパットン……。ラジオから流れてくる初めて聴く音楽。砂漠の真ん中にポツンとあるバス停。遠くに行くためバスを待っています。いろんな方法で旅をするいろんな人たちが通り過ぎていきます。トラック、馬、自転車……バスは……来ません。ラジオを止めても耳の中で音楽が鳴り続けています。トントンパットン トンパットン トントンパットン トンパットン……。平和だ♪

2015/05/21

ひろちゃん

遠くに行こうとバスを待っているけどバスが来なかったり、来てもいっぱいだったり、最終的に歩いていこうと決断する話。ストーリー的には意味が分からないんだけど、世の中うまくいかないよ、だから面白いよっていうメッセージなんだろうかと色々考えてしまう。絵本って面白い。

2016/07/30

ぶんこ

独特な味わいがありました。 オレンジと青のコントラストが、意外にもどぎつくなくて、不思議な味わいを出してます。 移動する人たちの荷物の多さにビックリ。 何処から何処へ、何の為に移動しているのか聞いてみたくなりました。

2015/03/17

バスが好きな人や荒井良二さんの作品が好きな人にオススメの1冊です!娘ちゃんは、バスがなかなか来ないことをすごく心配して「まだ、かな?まだ、来んなぁ‥。」と。ママは、独特の世界観とのんびりゆったり絵本の中に流れる時間に、心和みました。最後は、結局‥笑。親子で一緒にバスが来るのをまだか?まだか?と待ちたくなる素敵な絵本です!荒井良二さんの他の作品も読んでみたくなります。

2022/06/08

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