だんまりこおろぎ: 音のでる絵本 (音のでるボードブック)
だんまりこおろぎ: 音のでる絵本 (音のでるボードブック) / 感想・レビュー
ヴェネツィア
エリック・カール作。お話は『くもさん おへんじ どうしたの』などと同じく、毎ページ「ちいさなはねをこし・こし・こし でもあらら おとがでないよ うたえない」が繰り返される。まことにリズミカル、かつ幼児には楽しいかもしれない。もっとも、最後には鮮やかなこおろぎの歌が待っている。絵はもうエリック・カールの本領発揮のカラフルな(とりわけ緑が綺麗だ)昆虫たちのオンパレード。それぞれの虫の特徴の捉え方も実に上手い。
2024/06/30
馨
虫が沢山出てくるけれど虫嫌いの私でも大丈夫でした。だんまりってどういうことだろうと思って読んだら羽音がなかなか鳴らないことだったのですね。最初からあの美しい羽音が鳴るわけではないのか。色んな虫たちがコオロギとあいさつしてくれるのが微笑ましかった。コオロギの鳴き声を聞いたらこの本を思い出すと思います。
2023/06/04
パフちゃん@かのん変更
うまれたてのこおろぎくん、いろんな虫に出会って、挨拶しようとするけれど、音が出ません。そして少しずつ大きくなり、同じコオロギの女の子に出会って挨拶したいと思った時、綺麗な鳴き声が出せました。めでたしめでたし。コオロギの鳴き声が聞こえるしかけ絵本。残念ながら図書館本ではすでに電池が切れていて、綺麗な鳴き声は聞こえませんでした(-_-;)
2013/09/16
くぅ
これは素敵!今読んだけれど、秋とか虫の声が聞こえる季節に読んだら大人も子供も益々楽しめるかな?生まれてからずっと羽をならすことができなかったコオロギさん。でも少しずつ大きく大人へと成長していることに気づいていたよ♡最後のページではコオロギさんの音がちゃんと聞こえてきて幸せな気持ちになりました。絵本から音が聞こえる仕掛けに息子もビックリ!不思議な顔をして見てました。(8か月)
2018/02/02
momogaga
【大人こそ絵本を】図書館本。コオロギの音がリリリではなくビビビで耳障りな音でした。周りからはうるさいと言われて、謝りながら図書館を後にしました。忘れられない一冊になりました。(笑)
2016/02/28
感想・レビューをもっと見る