ながーいながーい手紙
ながーいながーい手紙 / 感想・レビュー
たまきら
半分嫌がらせな「お手紙」が生む結末に大笑い。絵本とはいえ「そんなんで届くか!」とつっこみたくなること間違いなし。奇天烈なお話ですが所々がすごくアメリカの田舎って感じでリアルなのもおかしいです。
2020/12/08
ツキノ
【ナンセンス絵本】1997年8月発行。退屈して手紙が来ないと嘆く「ヒネクレッタ」おばさんにおかあさんが手紙を書く。ながーいながーい手紙を。毎日ちょこちょこ書けばいいんじゃ?と思うのはツマラナイおとな(=自分)の発送。大袈裟、デフォルメ、ありえない、でも思わぬところへ着地してハッピーエンド。これぞナンセンス絵本の醍醐味。ところで訳者の青山南さんが長田弘さんの弟とはまったく知らなかった。【110-652】
2022/05/24
anne@灯れ松明の火
読友さんご紹介。書庫だったので、予約。一人暮らしの寂しさから、ひねくれてしまったヒネクレッタおばさんから、今日も「手紙をくれ」という手紙が届く。先月も書いたばかりのお母さんは、忘れないようにと、ながーーい手紙を書いた。ところがあんまり長すぎて……。予想もしない、ありえない展開。ラストは、おばさんの幸せな笑顔で、ほっこり、にっこり♪ 眼鏡はいらないらしいけれど、壊すと面倒だから、誰か、早く気づいてあげて~(笑) 絵:デヴィッド・キャトロウ、訳:青山南
2022/05/29
おはなし会 芽ぶっく
遠い田舎町で一人淋しく暮らすヒネクレッタおばさんから、ぼくのお母さん(ヒネクレッタさんの妹)に葉書が3通きました。お母さんは、先月も書いたのに…とぼやきつつ、ながーいながーい手紙を書きます。けれどその山のような手紙はなかなかおばさんのもとに届きません。冬の寒さの中ポストの横で待つおばさんは震えつつ待ちますが…。 全体にスケールが大きく楽しい絵本です。
2020/10/30
ヒラP@ehon.gohon
寂しく暮らすおばさんからの意地悪な3通のハガキが届いて、書き始めた長ーい長ーい手紙。 家事もそっちのけで書き続けた手紙はどれだけの感動をもたらしたのでしょうか? 嵐に運ばれた「航空便」は、おばさんの暮らす町に大混乱を招きましたが、同時におばさんと周りの人との結び付きも作ってくれました。 結果オーライのドタバタ劇ですが、手紙の内容を読みたいと思いました。
2014/01/05
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