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おそとがきえた!

おそとがきえた!

おそとがきえた!

作家
角野栄子
市川 里美
出版社
偕成社
発売日
2009-01-01
ISBN
9784033316307
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おそとがきえた! / 感想・レビュー

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はるぽん🐰道草中🐱

チラおばあさんと猫のねこちゃんの住んでいる小さな家のまわりは、高い高い建物ばかり。おひさまの光が届かなくていつでも暗い。でもね、チラさんとねこちゃんはとっても仲良く暮らしていたし、その家には窓がたくさん!その窓でのささやかな楽しみもあり、いつか叶うといいなっていう夢もあって…☆あ~正直表紙がね、もっと違うのがなかったのかなって思ってしまいましたが、お話も結末も絵も素敵でした。市川里美さんの描かれる他の絵本も見てみたいです♪

2016/02/17

gtn

三方を高層住宅に囲まれ、日の当たらない家に住むお婆ちゃん。せっせと住宅抽選に応募し、とうとう「おそと」がある住宅を手に入れる。だが、このお婆ちゃんのように行動する人は稀。住めば都。日当たりが悪かろうが、家賃の割に部屋が狭かろうが、動こうとしない。私にもそんな知人が複数いる。

2024/07/13

どあら

図書館で借りて読了。表紙から勝手にコワイ本かと思っていましたが、ハッピーエンドで一安心です😊

2021/02/02

みさどん

暗い表紙と角野さんで、戦争ものと思っていたら、窓の外、日照権に関わるお話だった。曇りガラスにかわいい絵を描くところなんて、子どもの設定にしてもよかったろうに。おばあさんと猫が慎ましく暮らしているってだけでいい。窓から見える景色で、日々の精神状態は変わりそうだと改めて感じてしまった。

2020/02/11

ヒラP@ehon.gohon

外の景色が見えない家って、世界が閉ざされていて、とても暗い感じがします。 でも、見えるのが建物の壁や落書きばかりというのはもっとつらいでしょうね。 そんな時、外の景色が見えないことが、とても幻想的な世界を作ってくれたところに、おばあさんの細やかな喜びがありました。 このおばあさんの包容力に爽やかさを感じます。 でも、やっぱり自然に囲まれた家の方がずっとずっと良いですね。

2016/11/27

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