きいろいのはちょうちょ (五味太郎・しかけ絵本 1)
きいろいのはちょうちょ (五味太郎・しかけ絵本 1) / 感想・レビュー
ヴェネツィア
ここでも五味太郎に独特のタッチの絵。登場人物たちの表情はシンボリックな表象だが、子どもたちにも了解されるはず。シンプルなようでいて存外にページごとの情報量は豊かだ。これこそが五味絵本の優れた点かと思う。さて、お話は男の子が黄色いちょうちょを追って、失敗を重ねるという単純なものだが、おそらく子どもたちの再読に十分に応えられるだろう。読後は子ども園の内外で黄色いもの探しをして楽しめそうだ。
2024/06/03
momogaga
黄色いちょうちょを思わず探したくなりました。読んだ後に公園で探しましたが・・。見つかりませんでした。
2021/05/03
momogaga
【大人こそ絵本を】今回もしかけがお見事。ページをめくった後のしかけが工夫してありますね。主人公の男の子も間違えながらも成長しているところも○です。
2016/05/04
yomineko
読み友様からのご紹介本です📚仕掛け絵本の楽しさと、意外性が楽しめる。黄色いのはちょうちょだという先入観!!!あれ?違うよね?全部違うんだ。。。でも最後はね~😊
2024/07/13
masa@レビューお休み中
少年が黄色いちょうちょを探すお話といえば、ちょっと青い鳥的な匂いがしても良さげですが、五味さんに限ってそんなことはありません。これも、仕掛け本なのですが、黄色いちょうちょだと思って、捕まえようとすると、まったく別のものだったというお話です。元々、五味さんの描く人って、笑ってるんだか、驚いているんだか、怒っているんだか、よくわからない顔をしているのですが、ここでは明らかに驚いていたり、怒っていたりするんですよね。大人がいくら怒っても、夢中になって捕まえようとする。それって、何かに似てるなって思うのです。
2012/03/04
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