すばらしい彫刻
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すばらしい彫刻 / 感想・レビュー
keroppi
かこさとしさんによる美術絵本。絵から彫刻へ。これを作るのに15年かかったという。彫刻の魅力を優しい言葉で伝えてくれる。ひとつひとつのしぐさや表情から生まれてくる存在感。そこに作り手の観察力と想像力がある。かこさんに抽象彫刻についても語って欲しかったなぁ。
2022/09/15
kaizen@名古屋de朝活読書会
スフィンクスにはじまり、カフラー王、ネフェルティティ王妃、パルテノン神殿のレリーフ、ミロのビーナス、日光・月光菩薩、八部衆などなど歴史に残る彫刻たち。作家としては、ミケランジェロ、ロダンの彫刻を多数紹介。写真:オリオンプレス、小川光三、内田芳孝
2013/10/13
G-dark
世界中の彫刻の数々をカラー写真付きで紹介している絵本。たとえば、『ネフェルティティ王妃の像』『ミロのヴィーナス』『阿修羅像』『ピエタ』といった有名作品が掲載されています。写真を見ているだけでも目の保養になりますし、子ども向けに易しく丁寧な説明文が添えられていて各作品の見どころがとても分かりやすいので、大人にもおすすめです。わたしは恥ずかしながら、ロダンは『地獄の門』に使うために『考える人』を作ったらしい、ということをこの絵本を読んで初めて知りました。確かに、地獄を覗き込んでいるかのようにも見えますね…!
2021/10/10
たまきら
娘さんがエジプト・ローマに夢中なので借りてみました。ルーブルで見た話をしたら「ふうん…」と気のない返事。ロダンまでですが、上野でも見られるしもう少し食いついてきたらいいなあ…。
2021/04/27
ochatomo
紀元前のミロのビーナス像、8世紀奈良興福寺の阿修羅像、16世紀イタリアのミケランジェロ、19世紀フランスのロダン他取り上げる 顔の表情がわかるアップ写真がたくさんあって特に阿修羅像が印象に残る 『どんな角度の、どんな光やかげでお知らせしたならその作品のすばらしさが伝わるかを考え』『立体を本で見ていただくのを制約ではなく長所にして』とあれこれ努めるうち15年かかったそう 「考える人」のポーズがとても不自然で『にんげんのふかいなやみがわかるようにロダンがあたらしくあみだしたかたち』ということを知る 1989刊
2019/03/23
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