ほんもののプレゼント
ほんもののプレゼント / 感想・レビュー
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
『賢者の贈り物』という題名でも知られるオー・ヘンリーの代表作。初版が1988年12月なので、クリスマスブックとして作られたのかも知れませんね。《ほんもののプレゼント》は目に見えないものだったのだろうけど、大切な人の笑顔が見たいならモノに託したいと思ってしまいます。何度も読んでいる物語だけど、岸田今日子さんの訳によるジムの姿勢には誠意と率直さを感じて、ぜひ見習いたいなと思いました。×想定外の展開に笑ってしまう。×自分のプレゼントが無駄になったと怒る。東逸子さんの鉛筆画がこの本の雰囲気に合っていると思います。
2015/09/06
帽子を編みます
【O・ヘンリー誕生日読書会】この本自体がプレゼントにふさわしい仕上がりです。訳が岸田今日子なので、彼女の声で語られる気がします。美しい挿し絵が左ページにあり、お話の世界を広げます。有名な話なので展開はわかっていますが、二人が贈りあったプレゼント、切ない結末…。でもこの愛情に満ちた若い二人がお互いを見る目は温かい。表紙のデラの髪、輝くような栗色の髪、まさに宝物なのがわかる絵です。
2020/09/29
おくらさん
うーん。お互いに想っていてのこととは理解できるけど、 デラの気持ちの表し方は 少し苦手でした、、、
2019/01/14
ツキノ
(E-601-390)オー・ヘンリー作 岸田今日子訳、東逸子絵。『賢者の贈り物』として知られていた物語、内容に沿ったタイトルにしたという。
2019/11/11
Hong Kong @新潮部2024
家にも、賢者の贈り物の絵本あったな。なんで借りたんだっけ?あっ、岸田今日子さんが訳されたからだった。 彼女のナレーション風音読で読むのを忘れた!?もう一度読もう。左ページのイラストがとても素敵です。
2018/12/16
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