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セミクジラのぬけがら (ミッチの道ばたコレクション)

セミクジラのぬけがら (ミッチの道ばたコレクション)

セミクジラのぬけがら (ミッチの道ばたコレクション)

作家
如月かずさ
コマツシンヤ
出版社
偕成社
発売日
2019-07-17
ISBN
9784034394403
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セミクジラのぬけがら (ミッチの道ばたコレクション) / 感想・レビュー

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☆よいこ

児童書。セミの抜け殻を集めていたミッチ。プールの帰り道、道ばたでクジラの形をした木のかけらを拾った。誤って麦茶がかかると木のかけらはみるみる膨らんで、小さな本物のクジラになった。金魚鉢にいれて、ミッチとお父さんはクジラの世話をする。エサはセミの抜け殻だった。▽夏にぴったりな物語。ゾウそっくりの木のかけらはどうなったのかな~気になる。

2019/09/19

mincharos

シリーズ①。③⇒②⇒①と変な読み方をしてしまった。そしてシリーズを通して、お父さんと息子ミッチの物語。お母さんの影が薄すぎる。笑 今回ミッチが道で拾ったのはクジラの形をした木。それが水を吸って、小さな本物のクジラになっちゃった!でもこのクジラが何を食べるか分からず、ミッチも困ってしまう。毎回そうだけど、お父さんの子供への向き合い方が本当に素敵。心に寄り添う感じ。こんなお父さんだったら、お母さんも安心して仕事に行けるよね。3作とも、ストーリーが子供が空想する世界観そのもの!って感じで、ほんとに楽しかった。

2022/02/21

こゆ

前半を小3に読み聞かせ、後半は二人で黙読。セミの抜け殻をコレクションしていたみっちーは、クジラの形の木の欠片を発見。欠片に水をかけたらクジラにになった!いつも下を見て歩いているのか、地面に落ちている綺麗な石やネジ、カギ等を宝物と称して持ち帰るのは息子も同じ。男の子の習性なのかな。何を持ち帰っても嫌な顔をせず、それどころか一緒にワクワクしてくれるめちゃくちゃ良いお父さんに我が身を少しだけ反省。動かなくなったクジラに悲しんでいた息子。ワクワク感とほんの少しだけ切ない読後感で、夏に読みたい児童書でした。

2022/11/19

春が来た

宝箱の道端コレクションは夏の宝物。ただただ純粋に楽しくて笑顔になれる。この本を最近やさぐれ気味の次男へ。5年生だけど、このくらいの本じゃないと読まない。感想が面白かったの一言のみ。なので気が遠くなりそうな読書感想文は今年も諦めた。思えば私も小学生の頃は、まともに読書もしなかったし読書感想文なんて大嫌いだったしそもそも書いた記憶がない。親子だねって言い訳を自分に言い聞かせ、読書感想文よりも枚数が1枚多い作文に取り掛かる。しかーし、夏の思い出が部活の愚痴しか出てこない。これまた試練。残すところあと一週間。

2020/08/17

anne@灯れ松明の火

ミッチシリーズ1。3を読んで、気になっていた1・2を隣町でまとめ借り。道ばたでひろったものをコレクションしているミッチ。夏の今は、セミのぬけがらがマイブーム。ある日は、クジラの形をした木のかけらを拾って……。作家のお父さんは主夫でもあり、ミッチの良き相棒。ふたりはセミクジラ(一般的なものではないよ(笑))の世話を一生懸命するなど、とても良い関係。セミクジラがどうなるのか、気になって、どんどん読めてしまう。ちょっと季節外れの読書になったが、楽しかった。コマツシンヤさんの絵も素敵。

2021/11/16

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