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ふしぎの国のアリス (偕成社文庫2063)

ふしぎの国のアリス (偕成社文庫2063)

ふしぎの国のアリス (偕成社文庫2063)

作家
ルイス・キャロル
Lewis Carroll
芹生 一
出版社
偕成社
発売日
1979-12-01
ISBN
9784035506300
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ふしぎの国のアリス (偕成社文庫2063) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

『アリス・オンパレード』第19弾。タテ18.2cm、ヨコ12.8cmの変形サイズ。偕成社文庫版。初版は1979年12月と、ちょっと古い。挿絵はオーソドックスなジョン・テニエル。訳者は芹生一という人。あまり馴染みがないのだが、詩集や小説、翻訳書がいくつか。工学博士と経歴も珍しい。訳文は1文を短く読みやすさを心掛けているようだ。ルビも付いているし、難解な語彙も避けられているので、内容そのものは難解だが、小学生にもなんとか読めるだろう。なお、解説はなかなか丁寧に書かれていて、好感が持てる。

2013/10/05

藤月はな(灯れ松明の火)

英国文学の授業で「この本は韻文の構造だけでなく、英国文学で初めて動物の擬人化が使われ、論理学や証明、精神分析を行っている本でもあり、自己のアイデンティティを問いかける本でもある」ということを聞いて再読。何度、読んでも私にとって訳の分からない本です。気になったのが顔は消えたけど笑顔は残っているチェシェ猫の描写は、哲学での残像の実態への問いかけだったのだろうか。だんだん、読んでいるとアリスの方が論理的に可笑しいという気分がしてへんてこりんな気分。韻文は日本語では分かりにくいので英文でチャレンジしてみたいです。

2013/12/09

ロッキー

幾度となく挑戦し挫折を繰り返した本。まあ、自分が子ども心を失っているからだろう。でも色々な参考文献に載っていて多くの人に影響を与えていてとても気になる本。挿絵を頼りに今回ようやく最後まで読めた。世界観は好きだけども、正直ストーリーはあまりおもしろいとは思わないが、動物たちが何が言いたいのかもわからないが、アリスのおてんばと歯に来せぬ物言いと自分の考えしっかりと持っていて貫いている姿が印象的。この勢いで「鏡の国」も読んでみよう。

2011/04/18

ひと

映画を観たら、原作を思い出せずに読んでみましたが、これまでに読み通したことはなかったことに気づきました。ストーリーを楽しむ物語というよりも、言葉遊びの要素が大きそうですので、本当の面白さを知るには原書を読んだ方が良さそうです。娘にも読んでみてほしかったのと、オリジナルの挿絵による世界観が楽しめるということで、この偕成社版を選びました。鏡の国にも進んでみます。

2016/07/03

しろくまこ

小さい頃に読んだきり、あまり覚えていなくて、挿し絵が好きで手元に置いていたのを思い出し、アリス殺しを読む前に、再読してみました。大人になったせいか、意味を考えてしまい、なかなか先に進まず少々挫折しそうになった。童心に返り、言葉遊びや世界観を楽しめば良のかな。鏡の国も読んでみよう!

2015/06/27

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