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もうひとつのアンデルセン童話

もうひとつのアンデルセン童話

もうひとつのアンデルセン童話

作家
斉藤洋
広瀬弦
出版社
偕成社
発売日
2021-09-18
ISBN
9784036432400
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もうひとつのアンデルセン童話 / 感想・レビュー

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☆よいこ

児童書、だけど渋い。アンデルセン公園で創作のアイディアを練っていた作家に、アンデルセンの物語に登場する脇役達が裏話を語る。[みにくいアヒルの子]白鳥じゃなくてもいいアヒルの子はアヒルでいい[人魚姫]人魚は化け物。出世したくない人もいる[はだかの王様]気ままに暮らす旅芸人が出会った仲間。お芝居で笑う人も自分の立場になれば笑えない▽なるほどね、って感じ。

2021/12/10

はる

おなじみの童話を、オリジナルとは違った視点で描いた物語集。どの作品も少しシニカルなタッチで、原作の最も大切な要素を否定しているのが面白いですね。「はだかの王様」の王様の無知を、「人魚姫」の人魚の優しさと恋を、そして「みにくいアヒルの子」にいたっては……。特に「人魚姫」は、原作のロマンティックな雰囲気とは真逆のサスペンスタッチの展開で面白かったです。

2021/10/30

Kurara

★3 アンデルセン童話の3つの話しの裏側は実はこうだったのお話。イヤミスな感じではなかった。 【21.92】

2021/12/22

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

「みにくいアヒルの子」「人魚姫」「はだかの王様」の3編の、アンデルセン童話の本当の真実はこうだったという物語。それぞれ元のアンデルセン童話とは全く違いますが、視点を変えてみるとまた違う話になるのが面白いし、深め方に興味をそそられました。シリーズ3との事ですが、2冊は未読なのでまた手に取りたいと思います。斉藤洋さんの世界観大好き。#NetGalleyJP

2021/09/20

ミーコ

斎藤洋さんの「もうひとつのアンデルセン物語」作家さんとタイトルに惹かれ、図書館から借りて来ました。読む前からワクワクしてたのですが、期待通り面白かったです。1番好きなのが「はだかの王様」元のお話が頭から消えてしまう位に楽しかったです。人魚姫は恐いブラックなお話でした。みにくいアヒルの子は逞しい努力家のアヒルさんのお話…。サブキャラたちの…も読んでみたく思います。

2022/01/02

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