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青(ハル)がやってきた (偕成社ノベルフリーク)

青(ハル)がやってきた (偕成社ノベルフリーク)

青(ハル)がやってきた (偕成社ノベルフリーク)

作家
まはら三桃
田中寛崇
出版社
偕成社
発売日
2017-10-18
ISBN
9784036490509
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青(ハル)がやってきた (偕成社ノベルフリーク) / 感想・レビュー

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anne@灯れ松明の火

大好きなまはらさん。新作を読んで、著者一覧を見たら、未読だったので、隣市予約。青と書いて「ハル」と読む。サーカスのマジシャンの息子ハルは、各地を転々としている。でも、父を本物の魔法使いと信じて、自分もそうなろうとするハルは、明るく、前向き。転校先でもすぐに友達ができる。連作短編で、一話一話は結構あっさりしているが、こども食堂や福島で父を亡くした子も登場し、要所要所で、グッとくる。さすが、まはらさん。ハズレがない。

2020/07/15

信兵衛

子供というのはちょっとしたきっかけ、刺激によって大きく変わる、成長することがある。そのことを如実に、楽しく描いた連作小説といって良いと思います。

2018/06/13

杏子

青と書いてハルと読む!お父さんがマジシャンで、サーカスとともに日本全国あちこちを回っているという設定。転校をくりかえし、その地で出会った小学生との関わりを描いている。どの話も心あたたまる展開で、まはらさんらしい。中でも山口を舞台にして書いてくれたのがうれしかった‼ まはらさんにお会いしたことがあるのですが、書かれるものと同じく温かなお人柄。思い出します。この本は読みやすかったし、きっと子どもたちも気に入ると思うので、、購入を考えたい‼ ハルの「○○なのである」みたいな話し方はどこから?とお聞きしたい感じ。

2018/07/15

ぽけっとももんが

道徳の読本のようだ。転校生のハルは、きっかけに過ぎない。ただ彼がやってくることで、誰かの心が動き出す。短編だから物語はそこまで。それ以上説明もしない。読んだこどもに、なぜだと思う?と問いかけるだろう。最後はハルの短い章で終わるのだけど、いっそそれはなしでメアリーポピンズみたいに語らない不思議な存在のまま、の方がよかったんじゃないかな。ま、大人だからいろいろ考えちゃうんだけど。

2018/01/23

おーね

面白いしゃべり方をする青。転校する中で出会った友達に何かしらぽっと温かいものを残して去っていく。本物の魔法使いを目指して。

2018/02/25

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