ママのおむこさん
ママのおむこさん / 感想・レビュー
ゆのん
【児童書】両親の別居によって祖母をはじめてする女6人の生活になる。家の中に女ばかりだと問題が起こると考えた10歳のスー母親のお婿さん探してを企てるが…。この本で扱われているテーマは『権威』。父親の権威、母親の権威。権威は支配する事とは違うという事が物語を通じて語られている。97
2019/04/01
ヒラP@ehon.gohon
タイトルからして、意味深長なお話である。 喧嘩ばかりしている親が別居。 パパの元には飼い猫がのこり、二人姉妹はママと一緒におばあちゃんのところへ引っ越し。 女だけの葛藤だらけの生活に耐えきれない妹のスーは、なんとママに必要なのは新しい結婚相手だと、子どもだてらに大活躍。 ドタバタコメディにハラハラドキドキしたのですが、ミゴトなエンディング。 タイトルから予想した父親不在とは、正反対に父親の存在感、夫婦の素晴らしさ、家族のネットワーク、なんともミゴトに裏切られたファミリー劇場でした。
2012/07/11
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