舞姫 (ジュニア版日本文学名作選 59)
舞姫 (ジュニア版日本文学名作選 59) / 感想・レビュー
かず
すれ違う複雑な男女間を書いている。エリート男性を貧乏な女性が愛おしく思うが、男性側が仕事やさまざまな要因からつきあうことができない。エリートだった著者が、社会に縛られて自由に動けないのを伺わせる。貧すれば鈍する。だから働かざるを得ない。現に惑わされるなといった感がある。
2013/12/08
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