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わたしがテピンギー (女の子の昔話えほん)

わたしがテピンギー (女の子の昔話えほん)

わたしがテピンギー (女の子の昔話えほん)

作家
中脇初枝
あずみ虫
出版社
偕成社
発売日
2022-01-31
ISBN
9784039604200
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わたしがテピンギー (女の子の昔話えほん) / 感想・レビュー

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ヒラP@ehon.gohon

ちょっとユニークな貼り絵が印象的な絵本です。 実の親を次々に亡くして、父の再婚相手の母と二人になった女の子の話ですが、もともと他人の二人が、母娘として生きる息苦しさは、設定とはいえ、想像するだけで厳しさを感じます。 母親が女の子を疎んでもしようがないのかも知れません。 義理の娘を母親は厄介払いしようとしました。 その状況を何度も友だちが助けてくれます。 最終的に厄介払いされたのは母親だったというお話です。 親子の愛情について、人の人間関係について、問題を投げかけられているような気がしました。

2022/04/20

おはなし会 芽ぶっく 

ハイチに伝わる昔話。ハイチは世界で初めて、アフリカから連れてこられた奴隷が独立を果たした国。主人公のテピンギー(小さな女の子を呼ぶ愛称)のように、知恵を駆使し、仲間たちと勝ち取ったのだなぁ、と思います。 【ジェンダー絵本 女の子らしく なくていい!】

2022/04/16

あおい

ハイチのお話。継母が知らないおじさんに自分を召使いとして渡そうとしていることを知っ…友達に協力してもらってピンチを逃れるテピンギー。みんなテピンギーの事が大好きなんだろうなぁ。

2022/06/25

なま

★4 世界で初めて、アフリカから連れてこられた奴隷が独立をはたした国、ハイチの昔話。意地悪な継母に育てられているテピンギーが知恵を生かして困難を乗り切る話。女の子の昔話シリーズというシリーズ名に時代との違和感が有った。しかし昔話は主人公が男児や、女性の場合も控えめで大人しいステレオタイプからの脱却を根ざして作成されているようだ。(あとがきより)絵は、アルミ板をカッティングする技法で作品を制作する、あずみ虫さん作。とても色鮮やかに立体的で生き生きとキャラクターが立っている。5分。

2023/10/08

そらこ

ハイチの昔話。テピンギーのいじわるな継母は、手伝いをしてくれた老人に、お礼にテピンギーを召使いとして差し出そうとする。「井戸のところへ赤い服を着せてテピンギーを行かせるから、つれていって」と継母が老人に話しているのを聞いたテピンギーは、一計を案じ、友だち全員の家をまわる。女の子たちか明るく元気に躍動するのが楽しい物語。継母をだしぬく、からっとした展開。明るい配色、ざっくりした輪郭のあずみ虫さんの絵が、陽気な物語にぴたり。

2022/04/02

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