KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

消えたママ友 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

消えたママ友 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

消えたママ友 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

作家
野原広子
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-06-25
ISBN
9784040643175
amazonで購入する Kindle版を購入する

消えたママ友 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

読特

レタスクラブ連載。ママ友はあってもパパ友はない。自分のような人物はきっとターゲットではない。しかし、十分に楽しめた。「保育園ママにそんな余裕はない!」「子育てママはこんなこと思わないよ!」。リアリティのない設定は確かにある。現実の感覚とのズレもあるだろう。ただ、名作といわれる小説やドラマには往々にしてそういう面がある。必ずしも自然描写に価値があるわけではない。物語の中のその立場にあえて変換して自分を置いてみる。そこに普遍的な何かはないか、探してみることに学びと楽しみがある。本作は実りの多いものだった。

2023/05/28

あっか

新刊。話題になっていたので気になって。うーん、独特なモヤモヤを残す読後感。登場するママさん4人、各々それぞれに子どもを大切に思ってはいるのだろうけどちょっとずつなかなかにアレな部分が。ママ友が必要かどうかとかの議論の前に、人としてどうなの…と思わされる点が見えて何度も首を捻った。ラストも救いなし。ただただツバサ君が壊れていくだけの未来しか見えない。有紀ちゃんも、本当にツバサ君を愛していたと思えない対応に感じる。泣 あとがき「ほんとはみんな有紀ちゃんになりたいのでは?」…全く思わなかったです…家族が大切。

2020/08/25

ネギっ子gen

【仲良しだったのに…何も知らない。子どもを置いて出て行くなんて、嘘だ。嘘。信じられない…】 第25回手塚治虫文化賞短編賞受賞作。幸せそうに見えたママ友の失踪。保育園のママたちの間ではその話題で持ち切り。噂では、男を作って逃げたと。ママ友の失踪をきっかけに、自分たちの心の闇に気づき、嫉妬心や敵対心に駆られる母親たち。互いに助け合い、子どもの成長を共感し合うママ友の輪はじわじわと綻び始め、彼女たちの平凡な日常を狂わせていく――。『レタスクラブ』連載の、シンプルな線の可愛らしい絵で描かれたミステリアスな作品。⇒

2022/09/27

ma-bo

野原さんの作品は以前に妻が口を聞いてくれませんを読んだ。今作は図書館の予約待ち数が中々のものだったな。我が家は3兄弟。各子毎に仲の良いママ友の存在を妻を通じてでしか分からないので軽々しく言える立場ではないのを承知だけど、妻は適度な距離感でママ友とお付き合いしてたのではないかと... 夫としては幼稚園や、小学校(役員的な事)でのママ友話を聞いてあげる事ぐらいしか出来なかった覚えが...作品の内容としては残された翼くんの心の闇が心配だな😢

2022/03/26

ニッポニア

これは面白い。「サブリナ」レベルだと思います。日常に潜む、誰にでも起こりうる出来事のみで構成されて、徐々に事実が明らかになるスタイル、飄々としたタッチのイラストが彩りを添えてくれます。一気読み必至の漫画でした。帯を見たら、手塚治虫文化賞って書いてあるじゃないですか。納得です。

2022/12/27

感想・レビューをもっと見る