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短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇

短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇

短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇

作家
穂村弘
陣崎草子
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-03-28
ISBN
9784040654423
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短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇 / 感想・レビュー

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美登利

うまいなぁ。とっても良いなぁ。投稿者は常連さんもいるようです。やはりここから巣立ってプロ歌人になった方もいらっしゃるとあとがきで知り、人気になっているんだと分かりました。高校生くらいの感性が一番瑞々しくて良いのだろうけれど、私と同じ年代の方々もすごく頑張ってるな。どちらもハッとしてグッとくる(古すぎ)短歌がありました。性に関するテーマもなかなか斬新で面白かったです。色んな思いがあるものですね。

2019/04/22

短歌詠める人に憧れています。ないしは気に入った短歌を口ずさむ生活に憧れています。世界の切り取り方が面白い。表題作は占いに対するアンチテーゼだったと知り痛快な思いがする。個人的に一番好きな歌は「きみはあの頃だけぼくの妻だった夕暮れ砂のご飯よそって」

2023/02/17

江藤 はるは

短歌づくりをはじめてみる。世界ってこんなにも狂っていて、輝いていたんだ!

2020/01/13

ポテチ

ぎょっとして、おろおろして、どきっとした。どれもかわいい歌でした。お気に入りは「クエスチョンマークは何色のペンで書けばいいのでしょうか、先生。」です。あと、一般投稿で木下龍也氏発見して嬉しい。

2020/03/29

kanata

久々の「ください」シリーズ。同じ投稿者が毎回掲載されるのがなんとも痛いところだが、うまいものはうまいし、穂村さんの琴線に触れるのであればと気を取り直して読む。定期的に性的なお題を出す穂村さん。「わたしひとり平気な顔で歩くから雨の気も楽になったろう(P91)」は、片頭痛持ちゆえ雨雲を見ただけでげんなりするのだが、もっと雨にも優しい気持ちになろうと思える/「おかえりなさい、おさないえりか。おくりものはもりのおくです(P119)」には驚嘆。ストーリーに夢があるし、言葉の入れ替えだけでこんなものができるなんて。

2019/05/11

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