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働くおっぱい

働くおっぱい

働くおっぱい

作家
紗倉まな
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-04-19
ISBN
9784040656106
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働くおっぱい / 感想・レビュー

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えちぜんや よーた

タイトル・職業・知名度からして色眼鏡をかけて見られがちなことにスポットをあてた本。スポットをあてて追究すればするほど自分の内面に深く分け入り、心と体にと向き合うことになり紗倉さんなりの独自の思考が披瀝されている。仕事において「●●屋」と自称・他称されることはその道の専門家ということになるが、まさに「えろ屋」というのにふさわしい。紗倉さんもいつかはAV女優を引退するだろう。「えろ屋」をたたんだら、陸上・水泳など、やはり自分の体と向き合うことがメインとなるような運動を一人もくもくとこなしているような気がする。

2019/05/25

海月

エロ屋こと紗倉まなさんのエッセイ集です。表紙と題名からぶっ飛んでますが中は紗倉まなさんの日頃思ってることを面白おかしく綴られてる一冊です。堅苦しくもなくかといって緩すぎず多少男向けではありますが誰でもウケる感じですね。ちなみにダヴィンチニュースで投稿されたものを書籍化したものだそうです。感想らしくない感想ですが(笑)

2022/01/06

あっか

AV女優である著者の連載をまとめたエッセイ。表紙のような可愛さと、タイトルから感じるAV女優の仕事論が少し感じられます。業界の裏話というよりかは、年齢相応の思いと文体(こ、これは自分もよく書いていた20代ノリの文章だー!と若干既視感あり…笑)で、飾らず素のままの彼女をかんじられます。日記を覗き見させてもらっているような雰囲気といえば伝わりやすいかな?サラッと読めました。

2019/08/07

future4227

アイドル歌手なみの可愛らしい容姿にもかかわらず、びっくりするぐらいのハードなプレイを披露してくれるAV女優紗倉まなさんのエッセイ。木更津高専在学中にAVデビューというちょっと変わった経歴の持ち主。木更津高専ってけっこう頭いいし。私も昔受けたけど見事に落ちたよ。自称エロ屋の彼女は文才もあるし(たとえが実に上手)、日常のあれこれをとても深く考えていて、もはや哲学の領域。多少のエロネタを交えつつ、女性の生き方や仕事についての思いが真面目に語られている。AV女優も立派な職業として胸を張れるようになって欲しい。

2020/07/18

姉勤

近頃、「AV新法」が国会で可決したが、本来あるべき業界や関係者のヒアリングを一切経ることなく、所謂「意識高い」系な人々の要請(願望)により、実情無視で立法され、既に弊害が出てきている。著者は文筆もいける才能の持ち主だが、本業は色々と分泌が多い女優業。かの法では不当に搾取される弱者その当事者だ。本書を読む限り、メンタルも地頭も自分が及ぶべくもないツワモノと感じる。リアルが地獄ならファンタジーと妄想の世界だけは自由であれ。秘してこそ花とは云うけれど、プライベートは赤裸々な人の世。それを覗きたいか、除きたいか。

2022/07/10

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