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豚は飛んでもただの豚?3 (MF文庫J)

豚は飛んでもただの豚?3 (MF文庫J)

豚は飛んでもただの豚?3 (MF文庫J)

作家
涼木行
白身魚
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2014-01-23
ISBN
9784040661773
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豚は飛んでもただの豚?3 (MF文庫J) / 感想・レビュー

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スズ

夏休み真っ盛り。クラスメイトの藤室綾に片思い中の真宮は、綾の妹の瑞姫や腐れ縁の風太郎から温かい言葉を貰い、自分が少しずつ成長している事を知ると共に、綾に自分の気持ちを告げたいという想いを強める。そんな中、夏祭りに出店するかき氷屋を綾と二人っきりで切り盛りする事になり……。かき氷屋で綾と働きながら、彼女の優しい笑顔を見ていると自分の顔も綻んでいく真宮の綾への好意と、同じ屋台の中という手を伸ばせば触れられる距離にいるのに、自分の秘めた想いを届かせるには遠い場所にいる彼女の背中を見詰める真宮の姿が印象的でした。

2017/08/01

まりも

もう前回どんな終わり方してたとかどんなキャラだったかとか色々ぼんやりした状態で読んだけどすごく無難な打ち切り的終わり方でしたね。まぁ体調不良なら仕方がないんですが。少し成長をして少しだけ関係性が変わりこれから彼らがどうなっていくのかすごく気になる。MF文庫らしくない良作青春小説だっただけにこの終わり方は切ないですね。なんにせよ次回作出せるなら期待しています。

2014/01/25

たく@ぼっち党員

シリーズ通して、中の上ということで。あれ?このシリーズって、こんな話だったっけか…?雰囲気はいい。一冊で完結している一般のラストみたいな終わり方。なんともぼんやりしてるな。すっきりしない。ページ数のわりに文字の量は多く、読みにくい。

2015/07/15

椎名

結局のところ流れるままに流されていく、その中にある縁だったり継続だったりがまた波を作っていくという語りは非常に面白かったのですが、作品としては不完全燃焼。次女がいない子になってたのは残念ですね。「「ここにいてくれてありがとう」が「ここにいてほしい」に変化する」「もしかしたらもう二度と出会えないかもしれないもの、けれどそれは同時に以前出会えたからこそいつかまた出会えるものでもあるはずだ」励みになるようなならないような。縁がなかったらどうにもならない、と逆に考えてしまうこともできるわけで。若干すっきりせず。

2015/03/12

AKF-ZERO

やっと続きが出たのでかなり期待していたのですが、読んでみたら前巻からガラッと作風が変わってしまいました。心理や情景描写は事細かに書かれてるのですが、文体が非常に淡々としていて恋愛物に必要な熱やエネルギーが全く感じられなくなってしまっており、ただの綺麗な青春小説になってしまいました。一巻を読んだ当初はMFの良作になれるんじゃね?と思ったものがこんな終わり方になってしまったのは残念でなりません。

2014/04/15

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