蚊がいる (ダ・ヴィンチブックス)
蚊がいる (ダ・ヴィンチブックス) / 感想・レビュー
美登利
装丁にビビる。面白いんだなぁ、隅々までよく見ると。蚊取り線香のイメージそのまんまだけど。内容は、以前他の本でも既読のもありましたが、永久保存用と書いてあるだけの価値ありますね。以前より、ほむほむが会社員時代からのエッセイも面白くて読んでいましたが、この本のなかでは「かゆいところがわからない」の章は逸脱だと思います。短い文章にニヤリとする面白さが秘められています。内気で臆病でコミュニケーション能力が極端に少ないと感じてる穂村さん、男って殆んどそうじゃないの?読んでいて、思い当たる人が周りにいます。(笑)
2015/02/15
nana&qoo
初読み穂村さん。もっと早くに読めばよかったと感じるエッセイでした。小心だったり、心配性だったり。さすが歌人さんだけあってピシッと短い表現が上手く、あるある〜〜と頷いてばかりでした。酔っ払いの「ややややや」は笑いました。巻末の又吉さんとの対談も穏やかで温かい。楽しくほのぼのとした一冊でした。
2017/04/28
ふぇるけん
穂村さんの著作はいつもいいツボを押さえていてクスッと笑わせてくれます。いつもながらこんな文章が書けたらいいなぁ~と思います。ベッドで菓子パンの人。。。笑
2017/03/23
いぼいのしし
気質が似ているのか、共感できておもしろかった。マナー考の章が好み。ちなみに、夜中に寝ている時蚊の羽音がしたら、私は蒲団を被ってやり過ごそうとする派。
2019/06/25
ochatomo
ショートエッセイ集 「内気だけが罪」が印象に残った ブックデザインは横尾忠則氏 初出はL25、ほか週刊文春・読売新聞夕刊・GINGER L・東京人で2008~2013年 巻末対談ゲストは又吉直樹氏 『穂村さんのエッセイを読んだときに自分以外でもこんな感覚を持ってる人がいるんだってわかって嬉しかったんです。』 2013刊
2019/03/04
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