ほしのこえThe voices of a distant star (MF文庫ダ・ヴィンチ)
ほしのこえThe voices of a distant star (MF文庫ダ・ヴィンチ)
- 作家
- 出版社
- KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日
- 2009-12-21
- ISBN
- 9784040666501
ほしのこえThe voices of a distant star (MF文庫ダ・ヴィンチ) / 感想・レビュー
きっしぃ
新海誠さんのデビュー作。宇宙と地球、時間も距離も離れていく二人のストーリー。設定は切ないことこの上ないんだけど、イマイチ切なさが伝わってこず、淡々としているような…。切ないと思えない自分が悪いのかしら(>_<)8年も会うことも連絡を取ることも出来ない相手をお互い思い続けることなんて出来るのかな。二人が思い合う根拠が薄い気がするんだけど。雰囲気だけ楽しむ小説って感じかな。
2016/11/18
くまちゃん
仲の良いノボルとミカコ。ミカコが訳有りで宇宙に行くことになり連絡手段はメールのみ。ミカコが乗る宇宙船が地球を離れていくにつれ、時間のズレは大きくなっていくといった遠距離恋愛SFストーリー。弟に借りた本。あまりSFは読んだことなかったので挑戦。読みやすくスラスラ読めた。
2016/05/09
SOHSA
《購入本》新海誠原作アニメのノベライズ作品は『言の葉の庭』に続いての読了。原作もさることながら大場惑によるノベライズも素晴らしい。ラノベでは括りきれない完成度の高さがある。もはや純然たるSF作品だ。個人的にはハインラインの名作『夏への扉』にも並ぶ秀作だと感じている。セカイ系はすでに過去のものとなった感が強いが、それらセカイ系作品群のスタートのひとつが本作であることはかなり興味深い。セカイ系という亜種を生み出し、しかしその本流は別の形で現在まで続いているラノベ自体の存在意義にも更に興味が深まった。
2016/07/15
ちぃ
遠距離恋愛中に読むと泣ける。こんなに壮絶じゃないけれど。
2017/06/16
fermata
「君の名は。」や「言の葉の庭」を通して新海さんの作る世界観に惹かれてこの本も読んでみました。この本を読むと今当たり前に過ごしてることってすごく大切なことなんだなと思いました。宇宙と地球の遠距離恋愛って想像がつかないけれどメールを8年も待ち続けるってとても辛いことだと思いました。直接会うことはできなくてもすぐメールが届いたり、電話できたりする遠距離恋愛はまだ幸せな方なんだなと思いました。また、主人公ミカコが制服を着続けている描写は共感できるものがありました。私も同じ状況ならそうしてる気がします。
2016/09/21
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