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超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2

超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2

超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2

作家
杉田圭
渡部泰明
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2014-09-19
ISBN
9784040670003
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超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2 / 感想・レビュー

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masa@レビューお休み中

小野篁の変態加減が丸出しの小野比右子との恋の行方は強烈でしたね。小野篁って、怪しい人物というイメージがあるのに、ここではポーカーフェイスで、何を考えているかわからないただの変な人扱いですからね。(笑)そうそう、藤原定家と式子内親王のやりとりは、うた変ならではと思いましたよ。恋することが禁じられている式子に想いをよせる定家。気を引くために迫ったり、連絡をやめたりと、いろいろ駆け引きをしてみる。でも、最終的には式子の手のひらで転がされているのではないか…と思ったのは、僕だけですかね。

2014/09/26

しゅわ

人気の超訳百人一首『うた恋。』シリーズの後日談や前日段、そしてちょっとしたこぼれ話 etc が詰まった作者自身によるスピンオフ第二弾です。やっぱり、小野小町、在原業平、文屋康秀の三人組と、貞明と綏子夫妻がいいなぁ♪ 清少納言のチョロ過ぎる!?用心棒兄貴の変貌ぶりには笑いました。人物の描き分けの苦労に関するエピソードは興味深かったです。このネタ、もう少しきちんと読んでみたかったです。 登場人物&小ネタが多くて「あれ?これ誰?どの話!?」なんて確認している間に、シリーズ全部再読するハメに(汗

2014/09/19

絹恵

一瞬でいい、こんなふうに何もかも忘れて笑える瞬間がしがらみのなかで生きる人たちにもあっただろうか、あったらいいと思います。ひとりで笑うより愛しい誰かと笑う、笑い合うことが遊びを本気にさせるし、行き過ぎた失態が乙女のときめきを壊したりするけれど、それでもやっぱり面白いことから目が離せないのは真実です。変人のまわりに変人が集まるのはいつの世も同じで安心しました。

2014/09/29

絳楸蘭

通常モードもいいけど、こちらの舞台裏モードも好き。キャラも愛情も濃すぎる人が多くて、プッと吹き出してしまうことがしばしば。はっちゃけ振りが半端ないけど、こんなことがあったかも…っていう裏設定でうた恋を倍楽しめる。

2014/09/24

TANGO

このシリーズ、新刊が出ると、前の巻を引っ張り出しては読み返してしまう。二重に三重に想いを込めて詠む「うた」は、やっぱり今読んでも色褪せない魅力がある。古典にも親しみがわいてくる。手始めに土佐日記でも読んでみようかな。

2014/09/22

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