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僕は友達が少ない (11) (MF文庫J)

僕は友達が少ない (11) (MF文庫J)

僕は友達が少ない (11) (MF文庫J)

作家
平坂読
ブリキ
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2015-08-26
ISBN
9784040677514
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僕は友達が少ない (11) (MF文庫J) / 感想・レビュー

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まりも

残念系ラブコメの最終巻は1冊丸々エピローグ。それなりに良かったです。小話で進めていくスタイルとその時に起きるイベントはシリーズ初期を思い出させると同時に彼らの成長を感じ、感慨深い気持ちになりました。正直小鷹というキャラクターは好きになれなかったけど、色々なキャラ属性を持った残念なヒロインと強面のぼっちが送る青春劇としてはこれがお似合いのラストだったようにも思う。恋愛でも友情でも何でも良い、自分の信じた事を貫く事の大変さやその時の痛みを青春時代に経験する事の意味を教えてくれた時代を代表するラノベでした。

2015/08/27

Susumu Miki(Dik-dik)

終わってみれば、エピローグで語られる羽瀬川兄妹以外の隣人部の面々の人生は前途洋々に思えるのは気のせいだろうか…(笑)。夜空はもちろん理科、幸村、そして星奈はまあ良くわからんがたぶんなんとなくうまくやっていくんだろう…。

2015/08/30

異世界西郷さん

ああ、とうとう終わってしまったのか……。私がラノベに本格的にハマるきっかけだった作品なだけに非常に物悲しくあります。恋に友情に、残念な日常をすごす彼らはとてもリア充していましたね。隣人部の目的は確かに達成されていたのではないかと思います。そして、結局は誰も選ばない小鷹のヘタレぶりも相変わらずですが、ある意味では最後まで彼らしさを貫けていたのではないでしょうか。私はこの“ライトノベルの伝説”に立ち会えたことをとても光栄に思います。作者様、素晴らしい作品をありがとうございました。

2015/08/29

とら

完結。この一冊が丸々エピローグ。物語が完結した後の出来事が読みたすぎて死ぬ、という大好きな作品が終わった後に必ず陥る症状にもこの作品の場合陥らなかった。というか何か知らないけど思い入れが既にあまりなかった笑 から、あっさり終わった印象である。特定の誰かとどうなるべきだ、とかハーレムで終わるべきだ、とかラブコメの最終的な命題のこの作品的な答えにも、特に反論はない。片付けるべきことは片付けたと思うから。でもまあ何だかんだでずっと楽しんだ作品だったので、本当にお疲れ様でした…ガガガの方も楽しみにしております。

2015/10/11

shin

隣人部も卒業式な最終巻。決めたら進むしかないーだが断るとか、家庭事情に隣人部つながりの他者との出会いを通じ問題に向き合ったり、自分なりの折り合いをつけ時間経過で落ち着いたり、主人公による解決とかラブコメ的結末に向かわない予想外の展開。主人公になれなかった小鷹や、隣人部が闇鍋でリバースしたり死屍累々で混沌となるような話も、続く人生の1ページの中で心に残る今なんだな と寂しさと安堵が伝わり読了。しんみりするだけでない勢いもあり、態度の男前な幸村、見開きフォントの夜空は思わず吹いてしまう位インパクト抜群だった。

2015/09/15

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