KADOKAWA Group

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最低。

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作家
紗倉まな
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2016-02-12
ISBN
9784040681979
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最低。 / 感想・レビュー

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ナイスネイチャ

図書館本。AV女優が描いた4作短編集。決して軽い感じではなく実体験からなのか、リアルな表現が感じられました。女優の恋愛、家族、会社など切ない話でしたが、次回作も読んでみたいですね。

2017/10/08

おしゃべりメガネ

「紗倉まな」さんの作品で、正直思っていた以上にしっかりとした作品でした。文章も会話の流れも悪くはないので、もっと本格的にご自身が書いてみたい作風を頑張って書いてほしいなと思います。4編からなる連作集で、読みやすく、ボリュームも適度なのでサラッと読むにはちょうどいいレベルかなと。最初の2編では予想外に北海道は釧路、網走なんかの地名もチラっと登場し、作者さんの何か思いがあったりするのかなと感じてしまいました。全体を通していろんな意味での‘ウスさ’は否定できませんが、今後も書き続けてほしい雰囲気のある作風です。

2016/06/16

nobby

何だかずっと切なかった…AV女優によって描かれたのは業界そのものより様々に関わる女4人の心情、それ悲愴感いっぱい…「スターになりたい」からビースター、そんな夢をかけた会社名が虚しくもあり…当たり前に少なからず観てきたけれど、絶世にも程よくも綺麗で可愛い女優達にはもちろん惹かれる。その表裏にある思いや事情そして未来には複雑や暗澹が漂う…でも追い求める側は単に清純や妖艶に乱れる姿に恋焦がれ憧れるのみ。幼きから熟女まで求める物は違えど…うーん、本音ではわざわざ難しい立場での女性の哀愁を生々しく読むのは微妙かな…

2022/05/21

タックン

(人気AV女優が書いた)ってことで話題の短編集。AV業界のことを書いてあったけど意外に官能的でもなくグロクもなくて複雑な女性心理を繊細にわかりやすい文章で描いてて驚いてしまった。この子才能あるかも?ただ1編くらいAV女優の光と影みたいな等身大の姿を描いて欲しかったかな。(最低)って題名の意味がつかみきれなかったな。十分読む価値がある短編集なのでぜひ読んでみてください。

2016/04/18

あも

AV女優、プロダクション社長、女優の娘などAVに関わる人物を各編の主に据えた短編集。現役人気AV女優の小説家デビュー作。という冠がないと箸にも棒にも引っかからなかっただろうなぁ、という程度。別に際立って扇情的だったり官能的だったりする必要はないが、撮影現場ではこんな工夫が…や、自身や友人が女優だからこそ描ける矜持や葛藤といった業界のプロならではの描写が特になかったのは残念。そういうものを見ないんですよ~というアピールでは決して無いが、著者の名前を知らなかったので検索したらもの凄いヒット数だったのに驚いた。

2018/07/17

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